軍需専門商社「山田洋行」の元専務・宮崎元伸氏との会食に同席した2人の政治家、「久間先生」とは久間章生元防衛相、「額賀先生」とは額賀福志郎元防衛庁長官(現財務相)です。両氏とも防衛庁長官や防衛相を経験しており、「防衛利権」とのかかわりは重大だと言わなければなりません。
さらに、日本共産党の井上哲士議員の尋問では、久間氏との会食に誘ったのは、日米平和・文化交流協会専務理事の秋山直紀氏であることも明らかになりました。日米の政界と軍需産業の「フィクサー」といわれる人物です。「防衛」族の大物議員、軍需商社の専務、防衛省の官僚トップ、フィクサーの四人が密室の料亭で会合していたことが明らかになったわけですから、この点徹底的に真実を究明する必要があると思います。
守屋前次官をめぐる過剰接待問題は、その見返りに、国の「防衛」政策がゆがめられ、国民の血税が浪費された疑惑がいよいよ明白になっています。文字通り政軍財が癒着した「防衛利権」のゆがんだ構造です。また、同日、参考人として出席した「山田洋行」の米津佳彦社長は、会社が支出した守屋氏へのゴルフ接待が8年間で300回、1500万円以上になることを明らかにしました。まさに底なしの癒着です。
その見返りとして疑惑が持たれているのは、自衛隊次期輸送機(CX)のエンジン納入、装備品納入での「水増し」請求、さらには米軍再編をめぐる過大な支出などです。巨利を求め裏金を使ってまで受注をねらう軍需産業、私腹を肥やす防衛官僚、この利権に群がる「防衛」族議員という癒着が、いよいよ姿を現しつつあります。徹底した検証が不可欠です
さらに、日本共産党の井上哲士議員の尋問では、久間氏との会食に誘ったのは、日米平和・文化交流協会専務理事の秋山直紀氏であることも明らかになりました。日米の政界と軍需産業の「フィクサー」といわれる人物です。「防衛」族の大物議員、軍需商社の専務、防衛省の官僚トップ、フィクサーの四人が密室の料亭で会合していたことが明らかになったわけですから、この点徹底的に真実を究明する必要があると思います。
守屋前次官をめぐる過剰接待問題は、その見返りに、国の「防衛」政策がゆがめられ、国民の血税が浪費された疑惑がいよいよ明白になっています。文字通り政軍財が癒着した「防衛利権」のゆがんだ構造です。また、同日、参考人として出席した「山田洋行」の米津佳彦社長は、会社が支出した守屋氏へのゴルフ接待が8年間で300回、1500万円以上になることを明らかにしました。まさに底なしの癒着です。
その見返りとして疑惑が持たれているのは、自衛隊次期輸送機(CX)のエンジン納入、装備品納入での「水増し」請求、さらには米軍再編をめぐる過大な支出などです。巨利を求め裏金を使ってまで受注をねらう軍需産業、私腹を肥やす防衛官僚、この利権に群がる「防衛」族議員という癒着が、いよいよ姿を現しつつあります。徹底した検証が不可欠です