氏平県議は、若者を酷使し、選別し、使い捨てにするブラック企業についての知事の認識をただすとともに、安心して働ける岡山県にするために、①労働局と連携し積極的な情報収集につとめること、②高校3年生に労働法制について教えるための冊子等を作成し配布することを提案しました。
知事は、労働局が実施した電話相談では賃金不払残業、長時間・過重労働、パワーハラスメントの相談が上位を占めたことに触れ、「そうした不適切な労働環境の下で従業員が働いている企業が(ブラック企業に)該当する」「県内でも労働基準法違反が認められ労働局から是正措置が命ぜられた企業があり、遺憾」だとのべました。
また氏平県議が民間団体のブラック企業大賞にノミネートされた8社のうち2社が岡山県に本社を置く企業であったことも指摘しました。知事は「ブラック企業というのは従業員に犠牲を強いて会社が得をするという文脈で語られることが多いと感じている。実際には得をしたとしても非常に短期的な得であり、長いスパンでは、そういうことをして得になることは考えられない」「きちんと情報が行き渡ることで、ブラック企業と呼ばれるようなことがこれからも続かないようにしていく必要がある」と答弁しました。
安心して働ける岡山県にするための提案①については、従来から賃金不払い、解雇等に関する相談を県で受けており、労働局に紹介している。今後も労働局との連携を図りながら相談に適切に対応するとともに、法令遵守について普及・啓発につとめると答弁。
提案②については、現在冊子を学校へ配布しており、インターネットにも掲載しているとのべました。高校3年生全員への配布については「現在の配布(クラスに1冊の規模)で対応できている」との答弁でした。
冊子の配布については、2008年度までは高校3年生全員に配布されていたものが、それ以後は財政難を理由にクラスに1冊に縮小されています。私たちは、ブラック企業など新たな問題がとりざたされる時だからこそ、内容の工夫もあわせ、全員への配布が重要と考えており、引き続き求めたいと思っています。
知事は、労働局が実施した電話相談では賃金不払残業、長時間・過重労働、パワーハラスメントの相談が上位を占めたことに触れ、「そうした不適切な労働環境の下で従業員が働いている企業が(ブラック企業に)該当する」「県内でも労働基準法違反が認められ労働局から是正措置が命ぜられた企業があり、遺憾」だとのべました。
また氏平県議が民間団体のブラック企業大賞にノミネートされた8社のうち2社が岡山県に本社を置く企業であったことも指摘しました。知事は「ブラック企業というのは従業員に犠牲を強いて会社が得をするという文脈で語られることが多いと感じている。実際には得をしたとしても非常に短期的な得であり、長いスパンでは、そういうことをして得になることは考えられない」「きちんと情報が行き渡ることで、ブラック企業と呼ばれるようなことがこれからも続かないようにしていく必要がある」と答弁しました。
安心して働ける岡山県にするための提案①については、従来から賃金不払い、解雇等に関する相談を県で受けており、労働局に紹介している。今後も労働局との連携を図りながら相談に適切に対応するとともに、法令遵守について普及・啓発につとめると答弁。
提案②については、現在冊子を学校へ配布しており、インターネットにも掲載しているとのべました。高校3年生全員への配布については「現在の配布(クラスに1冊の規模)で対応できている」との答弁でした。
冊子の配布については、2008年度までは高校3年生全員に配布されていたものが、それ以後は財政難を理由にクラスに1冊に縮小されています。私たちは、ブラック企業など新たな問題がとりざたされる時だからこそ、内容の工夫もあわせ、全員への配布が重要と考えており、引き続き求めたいと思っています。