０７年度予算 財務省原案

　＜社会保障・雇用＞　生活保護は－４２０億円、失業対策は－２１２３億円、国民年金保険料は月２８０円アップ、厚生年金保険料は０．３５４％引き上げ
　＜教育＞　私学助成は－４６億円、義務教育国庫負担は－１０４億円、国立大学運営費交付金は－１７１億円、全国学力テストの実施で６６億円（新規）
　＜税金＞　定率減税の廃止で１兆７０００億円の増税、消費税率の引き上げ検討

　　　　日本共産党のホームページには負担増シミュレーションがあります。

　国民向け予算を削減して負担増を押し付ける一方で、大企業にはいたれりつくせりです。
　＜公共事業＞　スーパー中枢港湾に＋１４３億円、３大都市圏環状道路に＋１６４億円
　＜競争力強化＞　情報大航海プロジェクトに４６億円（新規）、宇宙輸送システムに＋１２３億円、次世代スーパーコンピューターに＋４２億円
　＜軍事費＞　総額約４兆８０００億円。ミサイル防衛に＋４２７億円、在日米軍再編経費に３１４億円（新規）
　＜税金＞　減価償却制度の「拡充」で４０００億円の減税、法人税率の引き下げ検討

　史上空前の大もうけをしている大企業には「成長力強化」などと、さらなる減税と予算での支援をおこなう一方、国民にはさらなる大増税と予算削減による負担増
を押し付ける計画です。
　政治は国民のくらしのためにこそあるものです。「予算のゆがみ（逆立ち）を正せ」と、私もがんばります。