岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

1票格差縮小のため「定数2増」を提案

2014-03-07 | 県政に関する活動
 岡山県議会の議員定数について、私たちはこれまで「勝田郡選挙区(現定数1)を津山市・苫田郡選挙区(現定数4)へ合区し定数を4にする(1減)。他の選挙区については現状維持」がベターであるとの立場を主張してきました。
 昨日、同内容の自民党案が正式にまとまったこともあり、これまでいただいた住民の声も参考に再検討した結果、格差縮小という点でもう一歩踏み込んだ提案をおこなう結論に達しました。

その内容は次の通りです。
・勝田郡選挙区(現定数1)を津山市・苫田郡選挙区(現定数4)へ合区し、定数を4にする(1減)。
加えて
・赤磐市選挙区(現定数1)、真庭市・真庭郡選挙区(現定数1)、浅口市・浅口郡選挙区(現定数1)の定数を2にする(3増)。これらの選挙区が格差2倍を超えており、それぞれ1増によって1.04~1.19まで縮小することができます。
・以上、「3増1減」の結果、総定数は58(現定数56)となります。 
見直しにあたっての考え方は、以前も書きましたが、
①地方議会と議員の仕事は、住民の声を行政施策に反映させることであり、議員の定数は「住民のなかにある多様な意見や要求が正しく議会に反映されるにはどれくらいの規模が必要か」ということを基本にする。
②定数削減を前提にした見直しは、住民の声を議会に反映する道を閉ざすことになり問題である。
③選挙区間の「1票の格差」を縮小する。


 また、「身を削れ」という住民の声に応えるため、住民の多用な声を議会から締め出す定数削減でなく、岡山県議会では議員に係る経費を縮減する余地があり、議員の報酬、政務活動費、海外旅費の削減を提案しました。
・議員の報酬は「10%削減」を継続する=5,670万円の節減
・政務活動費は全領収書の公表を義務付けるとともに支給総額を半減する=1億1,760万円の節減
・議員の海外旅費はゼロにする=7,600万円の節減
・合計で2億5,000万(56人ベース)-4,000万(2人増)=2億1,000万円の節減、議員の人数に換算して10人分の削減になります。

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