Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

ネクタイ

2006年01月05日 | 小物など
部内の仕事始めの席で、ネクタイの話題が出て、触発されて私もネクタイを締めてきました。


ネクタイといえば基本的に「紳士もの」ですので、女性がネクタイをしようとすると、男性が想定しないようなモンダイがいろいろあります。
なので、今日のネクタイ始め、私が持っている数本のネクタイはほとんどがもともと「女性用」にデザイン・製造・販売されたものです。

女性ものの方がデザインも遊びの要素が大きかったりカジュアルな素材だったりということもありますが、一番の違いは「長さ」と「太さ」です。
女性は、合わせて着る服がパンツスーツであれスカートであれ、上半身は「ウエスト」で切れますので、ネクタイが飾る上半身の丈が男性よりも短くなります。その丈の中に、男性と同じ長さでネクタイを下げようとすると、バランスが悪くカッコわるいネクタイ姿になってしまいます。
そのため、紳士もののネクタイを締める場合は、裏の剣を長くしてスカートやシャツの中に隠すといったことになります。

また、そうなればいきおい、やや太めのところで結ぶことになるので、結び目が大きくなってしまいます。
ところが、女性のジャケットは男性よりも三角ゾーンが小さい場合が多いので、そもそも結び目が大きいと、やはり三角ゾーンのバランスが悪くなります。
そこで、なるべく結び目が小さくなる締め方で結ばざるをえなくなります。

そういう点にそもそも配慮して、短め・細めに作られた女性用のネクタイの方が、安心してカッコよく装えることになります。

しかし、女性用のネクタイを作っている・売っているところは非常にまれ。デザインが好みに合うことまで考えると、気に入ったものとの出会うのは、そうとうに難しいことなのです。


今日のネクタイは、実は「リサイクルショップ」で購入したものです。
淡いシルバーグレーとシルバーパープルのストライプに、ペイズリー基調の柄が織り出しになっており、色といいデザインといい、とても気に入っているし使いやすいものです。リサイクルショップで見たときはちょっと汚れもあって「うぅーーーむ」とかなり迷ったのですが、買ってきてクリーニングをしたらまっさらにきれいになりました。
女性ものネクタイの稀少さを考えると、大事な出会いであった?(笑)と思うのです。

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