Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

月よみ山路(比くるみ)

2005年09月03日 | 和洋のお菓子withお茶
もう何年前になるか、石川県小松に旅行をしました。そのとき、一緒に行った友人が「ここの栗蒸し羊羹が有名で、おいしい!」と教えてくれて、本店に行って買ってきたのが、松葉屋さんの「月よみ山路」。栗と胡桃の2種類があるのですが、お店で言われるには、栗は東京のデパートに出すこともあるが、胡桃は本店だけとのこと。友人も感激して、二人とも両方を買って帰りました。
これがほんとうにおいしくて、抑えた甘味に、栗や胡桃の自然の味がよく効いて、家族であっというまに1本ぺろりと食べてしまったのでした。


昨日、新宿のデパートに寄り道して、全国銘菓売り場で見つけたのがその「月よみ山路」。しかも栗と胡桃と両方あるではありませんか!!!
両方買いたいところですが、賞味期限ということもあり、後日を期してとにかくまず胡桃を買いました。

こちらの胡桃は名産で、加賀一ノ宮である白山比神社へも奉納されるものだとか。
そのためただの「くるみ」ではなく、「比くるみ」と書かれています。
包装を解くと、竹皮にしっかり包まれて、表面にはシワや凹凸が。切り分けたときのその雰囲気もいいですね。栞に「野趣溢れる伝統の味」とありましたが、味も風情もその通り。


白山比神社へも2度ほど行ったことがありますが、雄大な自然の懐に位置するような、よい神社でした。
金沢へも、小松へも、また行きたいな。
旅心が誘われてしまったお茶になりました。
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