キトリはマリアンナ・ルシキナ、バジルはユーリ・クレフトソフ 尚元々バジルはフィーリンの筈だったのですが2月1日と両日がクレフトソフでした。
この前もフィーリンが降板した日があったのですが如何したのでしょうか。2月下旬のワシントン公演に向けて体調を整えているのでしょうか。
因みにこの日は夕方に引越しをしていた関係でボリショイに到着したのが8時で1幕を見ることが出来ませんでした。
最初から見ていたボリショイ仲間からの情報ではルシキナはキャラクター的に旅籠の看板娘キトリという役には一寸ということだったようです。
ドンキ(アラシュのご主人のアレクセイ ロパレビッチ)とサンチョ(Sergey Minakov)、二人の女友達(JuanittaをAnna Rebetsakya PicciliaをOlga Stebletsova)と金持ちのガマーシュ(Denis Savin)、闘牛士(Vitally Biktimirov初演)と町の踊り子(Anastasia Yatsenko)
2幕 :最初のルシキナの衣装は黒に赤。ジプシーの踊りのJuliana Malkhasyantsは1月31日同様見事な踊りで喝采を受けていました。
森の妖精(ドライアド)は先日プリンシパルに昇格したばかりのアラシュ。
ところで喜劇的に見せるバジル狂言自殺のところですがウヴァーロフは脇に剣を挟んで倒れそのまま剣を脇に挟んだままなのですがクレフトソフはまず腹を刺すまねをしてその場で剣を落として倒れるという演技の違いがありました。
カテコ動画 2幕目終了後
動画 1: Mercedez (Irina Zibrova) ジプシーの踊り(Juliana Malkhasyants)など
動画 2: ルシキナとアラシュそして妖精は大柄のAnastasiya Kurkovaでした。この役はやはり小柄が向いていますね。アラシュとルシキナを比べると体格もアラシュの方が大きく又プリンシプルに昇進したことを知っていて見ているせいもあったのかも知れませんがやはりアラシュの方が堂々としていました
3幕はルシキナは最後の見せ場32回転フェッテ・アン・トゥールナンの後一寸ぐらつきました。クレフトソフはスパルタカスでも見せる得意の片手リフトを軽々と決めていました。
カテコ動画 3幕終了後
動画 3:ドンキ、サンチョ、Bolero(Anna Balukova,Anton Savichev)、First Variation(Kseniya Kern)とSecond VariationのAnna Nikulina
また日本での公演のお話ですみません。
公演チラシ情報がいくつかあって。
恒例の光藍社「ルジマトフのすべて」公演6月下旬に
振付:岩田守弘 「阿修羅」予定がありました。
ちょっと興味シンシン。
(すでに他の公演チケット買ってるので当方行かれませんが)
日本のバレエ公演はブッキングが大変多く、ロシアのバレエ団同士もあって、確かキエフバレエ来日時期のすぐあとだと思いますが、
ダンチェンコこと「国立モスクワ音楽劇場バレエ」の日本公演、キョードー東京さんで12月にあり。HPもあるようです。「くるみ」と名高いブルメイステル版「白鳥の湖」(一応ご本家はこちら。他の2つのバレエ団のDVDで有名になってます)
人気のチェルノブロフキナ、レドフスカヤ、usako様が以前名を上げていたムサワロワ、或いはナターシャ・クラピーヴィナ、スミレンスキーといった日本で知られたダンサーの他、オクサーナ・クズメンコという白鳥が巧いことがちょっとクチコミで話題になったバレリーナがいたのですが。
いままで招聘元があまり宣伝費かけるシステムの所ではなかったのが、キョードー東京さん企画になったので、普通に宣伝して集客上げてくれるのを期待しています。
ついでにキエフバレエは寺田さんという邦人の方が在籍していらっしゃいました。最近のことはしらないのですが。
では。
相変わらず詳しい情報ありがとうございます。
このブログを見て日本のバレエ公演に行く人が増えると良いですね。又近々キエフに行くつもりなのでその際寺田さんがいらっしゃるかどうか調べてみますね。