1月19日にクレムリン宮殿の劇場でプーシキン原作、作曲ムゾルグスキーのロシアオペラ史上の最高傑作とも言われるボリス・ゴドゥノフを見ました。オケの楽譜には様々の版があるようですがボリショイはコルサコフの編曲で3幕2場のSt Basil寺院の部分のみIppolitov-Ivanovの編曲。チラシにはオペラでなくPeople's musical Dramaとの表現、1888年のボリショイでの初演から644回目、1948年版で412回目。4幕9場で3回の休憩を含め11時までと4時間の大作。
写真は1幕2場のボリス・ゴドゥノフが皇位につくクレムリンの中庭の場面です。
この場面の様にクレムリンやその近郊が舞台となる場面の多い作品にて正にその舞台であるクレムリンの劇場で観劇出来たのは幸運でした。ボリショイ劇場の本館が改装中の現在だからこそクレムリンでの上演となった訳ですから。
1幕2場のカーテンコールの動画(即位を祝う鐘が鳴り響いています)、2幕以降のカーテンコール動画を繋げたものもご覧ください。
2幕以降のカーテンコールは第一幕第3場のPrimenとDmitri,第一幕第4場のミサイル、ベハラーム、旅籠の主人、Dmitri,警官、第2幕ボリス、シュイスキー公、第3幕1場ディミトリー、マリーナ、第3幕2場聖なる白痴です。
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2番目の動画の解説追加します。