Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

本番 エピソードⅠ~『真夏の夜の夢』序曲~

2005-10-17 00:12:08 | 音楽
4部作の第1部。朝から『真夏の夜の夢』終演まで。

本番当日。
朝8時45分集合だったので7時に家を出る。電車を乗り継いで会場の最寄り駅へ。電車を降りたところで同学年のTさん(Vn男)に出会う。他愛のない話をしていたら急に言われた。
Tさん「今の時間マックって開いてるっけ?」
私  「開いてるはずだよ。なんで?」
Tさん「朝ごはん食べてない……」
おーい。

Tさんと別れて近所のコンビニで昼食を買う。そこで同学年をはじめたくさんの団員に出会った。みんな考えることは一緒なのである。
そして会場へ。搬入口に行くとほとんどの人は既に待機していた。Tさんが自分のVnをテーブルに朝食を取っている。
そして時間になったので会場へなだれ込む(爆)

ステリハ! 結構はずした。うーん。ドヴォ8の1楽章でセクション間で音程が合わないところがある。ってか原因私なんだが。フルートの先輩やそのほかのメンバーとあとで合わせよう、ってことになる。
どうでもいいが、あまりにもうまくいかなかったので前回の『マイスター』でうまくいったやり方、「この会場のどこかにいるあなたに届けばいい」と思いながら演奏してみる。意外とうまくいった。誰を想定してたかって? 晃弥と、来られないと言っていたKYOU、月闇。
……いや、本当はもう1人いたんだけどね、うん。

ステリハのあとに連絡事項と写真撮影があった。1年生の2人は交響曲に乗らないのでここから合流。当然、椅子がない。のでTが私と相方Mちゃんの間、Uちゃんが私の隣のスペース来る。まず真面目に撮る。Uちゃんは楽器を持ってきていなかったので私のを貸し、私がアングレを持つ。ってか持ってきてたTが謎だが。それからくだけたポーズでもMちゃんはフルートの先輩と楽器を交換していたが私はそれもできず(両隣が同じパートだし)、仕方ないのでオーボエパートの伝統のポーズ『望遠鏡』で。どんなものかはあほらしいのでここには書きません。名前から察してください。ってか『望遠鏡』やるにはアングレ重すぎや。

休憩。今回は多言語アナウンスがあるので昼休み中にそのリハーサルをしていた。自分の専攻語はともかく、ほかのは聞いてるだけでも楽しい。緊張しているのか、何人かがかんでいた&何語だかわからない言語がある。個人的にはマレー語とビルマ語がかわいくて好き。フランス語のYちゃん(G.P.で一緒にタクシーに乗った子)の発音が美しくて感動した。私もフランス語がんばらな。
着替えて練習したりおしゃべりしたりしながら待機。

さて本番。今までは夜の演奏会だったのに、今回は昼の演奏会なのでちょっと変な感じもした。まあそういうこともある。

前プロはメンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』序曲。この曲って譜面はそんなに難しくなさそうだけど、実際はめちゃくちゃ大変らしい。私は乗らなかったけど、Mちゃんがそう言っていた。ってか姉もそう言ってたし、私もそう思う。
ステリハの時も前日のG.P.のときも思ったけど、管の音程がそろっててすごいと思う。いいなあ。あ、でも最初と最後の木管の音程が微妙にずれていたかも。でもあとはよかったと思う。
なんか本当に『序曲』って感じで、これからあのシェイクスピアの『夏の夜の夢』が始まるんだなーと思った。舞台の世界に引き込まれる感じが良い。観に行きたくなっちゃったよ。
しかし、曲の途中で楽屋から舞台袖に移らなくてはいけなかったのでちょっと聴けないところもあった。うーん、残念! しかし、舞台袖で聴く音って迫力がある。
さて、舞台袖にはすでに前降り・中乗りメンバーがそろっていた。写真撮ったのかな。だとしたらチューニングしてたから間に合わなかったよ…(泣)。どうでもいいが、スーツ姿の男性陣はいつもの2割り増しくらい男前に見える。対して女性陣は…。管打と弦でこうも違うのね。ナチュラルな管打とエレガントな弦。私はどうだったのかしら。

陽気なスペインの美女・Mちゃんと真面目な中国の美少女・Uちゃんはなかなかの名コンビじゃないかな?
この曲が初舞台のUちゃん、譜面では見えない難しさ満載の曲をよくがんばった。本当にお疲れ様でした! あなたは私の自慢の後輩です!!
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