最近、びじんびじんということばが、ブログをとびかっているので、わたしが最近見つけた、とびきりのびじんをUPしてみました。
すっごいびじんでしょう。三毛の美人は相当に珍しいですよ。子供を学校に送っていた時に出会って、いっぺんでハートを直撃されてしまい、カメラ小僧になって追いかけてしまいました。
すっごいきれい。写真撮らせて!ていうと、猫は戸惑いがちに立ち止まって、ポーズをとってくれましたよ。かわいいな。
猫ってね、自分がかわいいってこと、知ってるんですよ。それでね、ちゃんと、びじんをやってくれるんです。びじんはね、ある程度プライド高くなくちゃいけないの。ちゃんと、きれいにしてなくちゃいけないの。そして、やさしく甘えたり、いいこねって人間にいったりしなくちゃいけないの。それでね、あんまり人間がずうずうしく甘えてきたら、やめなさいっていって、逃げたり、きつい猫パンチをお見舞いするんです。なかなかに大変なのよ。
きれいなものはね、みんな好きだから。いやだっていって、逃げたりするのも、あんまりやっちゃいけないの。写真撮らせてっていう子が、いい子だったら、ちゃんときれいなポーズとってあげないとね。きれいな子に逃げられると、つらいから、時々は、いいわよって言ってあげないとね。
人間のびじんに比べると、猫のびじんのほうが、ずっと大人ですよ。心のやわらかいところにそっときてくれて、いいよっていってくれる。なにげなくずっとそばにいてくれる。それでね、もういいなってことになったら、なにもいわずにいなくなる。なにももとめない。にんげんのこころの、さみしい、ていう痛みを聞いたら、いつの間にかそばにいる。
きれいなものが、そばにいる。それだけで、人間は、安心するのです。ほんとに、そう思うでしょ。
人間の美人は、びじんでいろんなことをしようとするから、痛いものがあって、なかなかに近寄れないのですけど。
でも、ほんとうに、こころやさしいびじんは、びじんがどういうものか、知っていますから、ちゃんと、びじんをやってくれますよ。
きれいなひとはね、あいしてるよっていうかみさまのことばを、いちばん美しいかたちで、やらなくてはいけないんです。そのために、いろんなことを、やらなくてはいけないの。べんきょうもしなくてはね。
でもいまは、そんなにんげんのびじんは、とんといなくなりましたね。
うつくしいひとがいないと、女の人も、みんな困るんです。女性が美しかったら、どんなに美しいかってことを、みんなに教えてくれるから。でもふつうの女の人は、やたらと美しくしないものなの。おさえめにして、いいことをいっぱいして、いい人になって、だんだんかわいくなってくる。そういうのがいい。それでね、ほんとうはみんな、あれくらいきれいなんだよっていう女の人がいたら、助かるんですよ。
美しすぎたら、みんな苦しいから、たいていのやさしい人は、少しひかえめに生まれてきます。それでね、ときどき、ほんとに美しい人をみたら、女性はあんなに美しいんだなって、言いましょう。みんなほんとは、あんなにきれいになれるんだよ。でもね、みんながきれいだったら、つらいから、たいていは、ひかえめで、生まれます。それでね、みんなで、かわいくなろうねって、いいことしていくんだよ。
びじんになりたいのは、みんなです。けれどね、勉強しないと、びっくりするくらい、大変なことになるんです。ですから、ほんとにきれいになりたいんだったら、まず、自分だけじゃなくて、みんなかわいいねって、言おうね。みんないいねって、言おうね。そして、いいことたくさんしていきましょう。
ほんとはこんなこと、みんな知ってるんですけど。なんだか言わなくちゃいけないような気がして、書いてみました。
みんなね、きれいな人にはね、ほんとにきれいなままでいてほしいの。ずっときれいでいてほしいの。なぜって、きれいな人がきれいでないと、とても苦しいから。それでね、ほんとのびじんは、ずっときれいでいるために、ずっと勉強しなくちゃいけないんです。大変なんですよ。
美しい人がいる。それだけで、人はほっとするのよ。なぜかって? それはね、愛だからなんですよ。愛してるからなんですよ。
愛を裏切らないために、ずっときれいでいることができる。それが、ほんとの美人なのですよ。彼女は、愛してくれる人の愛を裏切らないために、ずっと、きれいでいるのよ。