今日のトップは、去年の秋に撮った画像です。旧ブログでも使ったような記憶があるのですが、近所の空き地に植わっていた、シオンの花に群れるコアオハナムグリです。
サンザシやノバラの花などにも、よく群れているのを見かけます。花粉を食べにくるんですけどね、よく、花に顔をつっこんだまま、窒息してるんじゃないかと思うくらい、じっとしているのを見かけることがあります。花の香りにむせて、気絶してしまったのかしら。
きれいな花ばかりによっていくハナムグリ。抹茶色の渋い光沢に、金を添えて、かなりのおしゃれです。かわいい男の子が、きれいな女の子にあいにいくのだからと、ばっちし決め込んできたという感じがしないでもない。きれいですね。
コガネムシの類の中では、いちばんかわいい。花が大好き。
これは今年の春、川沿いの土手に咲いていた、クマツヅラのさきっちょにしがみついているやつです。一生懸命なのがかわいくて、のせてみました。
花が好き、花が好き、花ばっかり追いかける。花のあるところにはどこにでもいく。おれたちは花が好き。一生懸命にやるの。みんなでやるの。おれたちは花が好き。
だからハナムグリは、小さくても、とてもきれい。花が好きだから。好きで、好きで、幸せだから。
花は、まいったなって思ってる。かわいいから。愛してくれるにも、ほどがあるから。何かしてあげなくては、苦しくなる。
あいしてるって、くるしいな。はなも、むしも、しあわせだけど、ちょっと苦しい。泣きたくなる。
神様がやさしい風を吹かせて、なでてくれなくては、笑ってくれなくては。きっと苦しすぎて、泣いてしまう。