世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

冬の話

2008-01-02 12:51:46 | 珈琲の海

せっかくのお正月なので、なにかめでたい画像をと思ったのですが、思うように見つからず、今日のは、ツマグロヒョウモンです。これはオス。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。よろしければ、今年もご愛読くださいませ。

昨日の詩は、朝ふとんの中で寝ながら考えました。いいなと思って書いてみたのですが、少し推敲が足らなかったと反省しています。でもま、いいか。絵は、絵を描くのがきつくなってきたころに、描いていたいくつかの小品の中から、使えそうなのを選びました。簡単なねずみの絵でも切ろうと思っていたのですが、ちょっと今は、絵を描くエネルギーが出てきません。

詩は、ぼちぼち書いています。苦しいときに書いたので、少々、読むのがきついなという作品になっています。ですから、ここで紹介するのは控えています。いつか、詩集でも出すときがきたら、そのときにまとめてみたいと思っています。

今は、編み物三昧の毎日です。黒い極太の毛糸で、メリヤス編みのシンプルなセーターを編みたくて、編んでます。メリヤス編みは簡単ですが、難しい。今まで、2度も目を落としてしまい、編みなおしました。これを編み終えたら、今度は一気に、難しいアラン模様に挑戦してみます。今まで編んだことがないような、込み入った模様なので、さて、できるかどうか。

バカみたいなことを楽しんで、なんとかしのいでいます。

この冬は編み物ばかりの冬になりそうです。デジカメもこわれちゃったし。

冬はやっぱり寂しいですね。落葉樹はあらかた葉を落としてしまいましたし、咲いているのは、赤い山茶花ばかり。美しいけれど、そればかりは寂しいな。山茶花は損な花ですね。あきれるほどきれいなのに、咲けば咲くほど、寂しくなる。やっぱり、こればっかりなのが、辛いのかな。花は、ほかにたくさんの花が咲いているからこそ、自分も美しいんですね。

それでも、あえて冬に咲いてくれる花もなければ、この季節はあきれるほど苦しくなってしまうでしょう。損な役回りも、してくれる花がなければ、苦しくなりすぎてしまう。ほかにだれもできないんなら、わたしがやりましょ。そういうひと、いますね。ばかだね、て自分で思っても、やってしまう。

冬に咲く花は、わたしがやりましょ。そんな花が、華やか過ぎる赤をまとっている。それはかなり、自分としては無理しているような感じ。本当はもっと、おとなしい感じがすきなのかもしれない。その証拠に。いつも、ほんとはいやなのって、心の奥でつぶやいている。でも、あきれるほど赤くなければ、冬が悲しすぎるから。

そんな人、いますね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする