世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

須和野チビ猫を描いてみた

2012-05-21 13:24:21 | 画集・ウェヌスたちよ

今回は大島弓子先生の「綿の国星」から。ちび猫です。なかなかかわゆく描けたと思うのですけど、どうでしょうか。なんだか、前回のエーベルバッハと比べると、世界がまるで違いますね。

やっぱり、どんなに似せようと思っても、本物とは全然違いますね。目を大きくして唇と鼻を小さくかわいらしくして、輪郭を幼げにしてみたんですけど。形的にみると、あ、あれのまねだな、ということはわかるけれど、やっぱり偽物は偽物だなあ。

でもまあ、わたしは、わたし的なちび猫が描けたので満足です。どんなにまねしようとがんばっても、わたしが描くのはわたしの絵なんだってことなんですね。

おもしろいから、これからも時々、人の絵をまねして描いてみよう。どんなにがんばっても、絶対に自分の絵から抜け出せないってことが面白い。わたし的なトーマや、わたし的エーベルバッハ、わたし的ちび猫。人のまねをすることで、浮かび上がってくる自分らしさが、おもしろい。

今度はだれのまねをしてみようかなあ。まねをするにも、それなりに面白い人じゃなきゃいやですね。マンガにこだわらず、昔の名画やアニメなどもやってみようかしらん。

まあおあそびですけど、楽しんでいただけたら幸いです。


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エーベルバッハを描いてみた

2012-05-21 07:23:43 | 画集・ウェヌスたちよ

前に、萩尾望都先生の、トーマ・ヴェルナーを描いてみましたが、今度は、青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」から、エーベルバッハ少佐に挑戦してみました。

わたしは九巻目くらいまでしか読んでないのですけど、連載は今でも続いていて、もう三十年以上にもなるそうですね。

最初、青池保子先生の公式ホームページを参考に、少佐の目を、緑色の目の小さい三白眼に描き、顎ももっとがっしりした感じにしてみたんですが、…怖い。すごく怖い。ほんとに恐くて、目の玉を大きくして控えめの三白眼にし、顎も幾分細めにしました。

本名は確か、クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐ではなかったかと記憶しております。勤務先はNATO。今でもご活躍なんでしょう。読んでないからわからないんだけど。ジェームズ君とか、部下ゲーとかいろいろ面白い人がいっぱいいたな。

人の絵のまねをするのは、結構楽しいですね。自分の個性というのもわかる。本物のエーベルバッハ少佐の目には、まつ毛も描いてあるのですけど、わたしには描けませんでした。やっぱり本物には勝てないなあ。青池保子じゃなきゃ、エーベルバッハは描けない。

でもまあ、てんこ的エーベルバッハはこうなりました。似てるのは髪形だけだなという感じだけど、まあいいんではないかと。


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