今日は、撮りたまった虫や小さな生き物の写真を紹介します。毎年同じような面面ですけれど、毎年同じ顔を見せてくれるのがうれしい。冒頭はどこかで紹介したような気もするのですけど、シオンにつかまったハナムグリです。ハナムグリもシオンもうれしそうだ。友達なのだろうか。
オオカマキリ。これも、ハナムグリを見つけた時と同じ時に見つけました。上の方にハナムグリがいて、ふと下を見たら、カマキリがいたのです。まだこのころは立派な姿を見せてくれてたな。最近はときどき、道の隅で死んでいるカマキリの姿を見つけます。もう卵を産んで、大切なことをやりとげたんでしょう。
オオスズメバチ、だと思います。家の近くの空家の荒れた庭に生えているフヨウの花。これも一番私にとってなじみ深い花ですが、スズメバチがよってきて花に入っているのを見つけたので、撮ってみました。こうしてみるとスズメバチもかわいいですね。おしりだけ見えてるのが。
こちらはチャバネセセリ。同じフヨウの花にとまって、珍しく翅を開いてくれました。滅多に翅を開いたところは見せてくれないんだけど、ときどき見せてくれる。ほんとうにきれいです。こんな地味な模様なのに、すごくきれいに見える。なぜなのかというと、きっと心がきれいだからだと思う。神様の見えない心をもってきてくれる。その心が、とてもきれいなんだ。
ヤマトシジミ。これもおなじみの虫だけど。会えるとうれしい。銀色の裏地も美しい。でも今年は残念ながら、表のきれいな瑠璃色を全然見せてくれませんでした。こういう年もあるんでしょう。
モンキチョウ。だと思う。かわいい黄色の翅を草むらで休めていました。撮れたのはラッキー。いつもひらひら飛んで、すぐ逃げてしまうから。見ているだけで、なんかいいことありそうだなあ。
カタツムリ。正しい名前はナントカマイマイというんでしょうが、調べるのが面倒なので。昨日同様、不親切ですみません。これは虫ではないですけど、雨の日の翌日、貝の中から顔を出してくれているのを見つけて、撮りました。カタツムリを見つけるのも、うれしいですよね。
もう11月になりました。空は冬の気配。
虫たちも、そろそろ姿を見せてくれなくなります。今頃はしっかり冬の準備をしているんでしょう。また来年か。今年はほんと、またいろいろとあったなあ。なんていうのはまだ早いですか。まだ二カ月あるし。
来年は、どんな顔をして、会いにきてくれるかな。