ジョヴァンニ・ランフランコ
預言者エリヤは神の声に従い、ザレパテにいきそこの寡婦に自分にパンを作るように言った。寡婦は貧乏なのでもう死のうと思っていると言ったが、エリヤが神に従っていれば粉も油も尽きないと言ったので、エリヤのためにパンを作った。エリヤの言った通り、粉も油もつきなかった。
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神は魔法のようなことはなさいません。ないところからものはでない。もしこういうことがあるとしたら、エリヤの徳を慕って誰かが助けてくれたと言うことでしょう。神を知っている人は、それがどんなに大事なことかを知っている。愛で人々のために活動している人を、見捨てない人はいるのです。