世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

戦う男たち

2015-10-03 03:34:34 | アートの小箱
フランツ・フォン・シュトゥック、「ヘラクレスとヒュドラ」


フランシスコ・デ・スルバラン、「ネメアの獅子と戦うヘラクレス」


レオン・ボナ、「若き日のサムソン」


グイド・レニ、「ゴリアテの首をもつダヴィデ」


アンドレア・マンテーニャ、「ゴリアテの首をもつダヴィデ」


アントニオ・デル・ポライウォーロ、「ヘラクレスとアンタイオス」


前に彼女が「男性」というテーマで、優しげながらもたっぷりと皮肉を込めた記事を書いていたが、私は今回、「戦う男」というテーマで絵を探してみた。いろいろ見てみたんだがね、ヘラクレスとサムソン、そしてダヴィデの3人しか見つからなかった。ペルセウスやテセウスなどはあまり好きではない。オデュッセウスは良い絵が見つからなかった。

男には誰しも、ここぞというところで、おのれを賭けて戦わねばならないときがある。その時のために、これらの絵のイメージが助けになるだろう。よく見ておくがいい。敵は獅子か、巨人か、それとも怪物か。何であろうと、戦わねばならない時は、男は勝利のイメージを胸に燃やしつつ、突き進んで行かなければならない。

尻尾を巻いて逃げて言い訳しているような男は男ではない。男ならやらねばならぬという場面にぶち当たった時、これらの絵のイメージはおおいに君たちの役に立つことだろう。

行動せよ、男性諸君。たとえそれが死の壁にぶつかることであっても。
かのじょの皮肉に負けたまま、何もしないでいるつもりかね。



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