世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

毛糸

2019-05-11 04:20:40 | 気層化石


とにかく暇なので、とうとう毛糸を買った。

これから暑くなってくるというのに、マフラーを編むつもりなんだ。

読書しようと思って本も買ったんだけど、いまいちそっちに気持ちが向かない。

馬鹿がじゃましてるからなんだけどね。

馬鹿というのはこうして、人が何かしようとするのを邪魔することがあるんだ。

何でも、人が何かをして向上していくのが嫌なのさ。

だから、だるくて何もする気が起きないときなんか、馬鹿の邪魔を疑ってみるといい。

馬鹿はとにかく、今はことごとくわたしのすることを邪魔するんだよ。

だがまあ、今は何もしないほうがいいんだということにしている。

今まで、ちょっとやりすぎたきらいがあるしね。





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暇・2

2019-05-10 04:40:55 | 気層化石


相変わらず暇なので、とうとうパズル雑誌を買った。

こういうのはなんだか、知的無駄遣いのような気がして、気がすすまなかったんだけどね。

暇つぶしにはいい。でも一番難しいやつに挑戦して、50分くらいで解いてしまった。

大型のクロスワードにも挑戦して、半日で解いてしまった。

プレゼント付きなので、もったいないから応募しようと思う。

あたるわけないけどね。

あたっても、自分の徳分から差し引かれるから、なんでもないことなんだけど。

馬券とか宝くじとか、当たると人は喜ぶけど、ほんとはみんな自分の徳分から出ていることなんだよ。

何にもないところからお金は出てこないんだ。

ちゃんと働かなくちゃ、宝くじも当たらないんだよ。





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泥棒

2019-05-09 04:39:07 | 気層化石


テレビを見てもネットを見ても、かのじょの真似をしている馬鹿女を見ない日はない。

誰も何も言わないけど、流行ってるね。いい加減にしろと言いたい。

何度言っても無駄だろうけど、また言ってあげよう。

それやると、人類を落ちるんだよ。

なんにもわかってないからやるんだろうけどね、あとで大変なことになるんだよ。

人間は天使じゃないんだ。天使の真似をするだけで、ゴーマンに染まって実にいやらしく見える。

君たちは天使のように高いことはできないだろう。全人生をかけて救済に打ち込むことはできないだろう。

自分の幸せのためにだけ生きているだろう。

そんなやつが天使の真似をしているのは、反吐が出るほど嫌なんだよ。

とにかくこの流行をなんとかしないといけないね。解脱して自分自身に目覚めたやつならやらないだろうが。

人まねばかりの泥棒女はみんな人類を落ちるよ。





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切り絵

2019-05-08 04:41:25 | 気層化石


久しぶりに切り絵を切った。だがあまり仕上がりはよくない。

どうもわたしにはこの表現方法はむいてないみたいだね。

わたしはどっちかというと油彩かなんかで重厚な絵を描いてみたいよ。

男っぽいごつごつした絵を描いてみたい。

だけどそれだと、かのじょのやりかたを大きく崩すようでできない。

この人生を生きる限りは、かのじょの生き方を無視して自分流をやることはあまりできないんだ。

君たちも、そんなのはいやだろう。やはり、かのじょの面影を大きく崩すような表現はしてほしくないだろう。

だからわたしも、切り絵を面白がってみるしかしょうがない。

無理してかのじょのまねしてるものだから、なんだか硬い絵になるね。





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アンタレス

2019-05-07 04:32:59 | 気層化石


彼がつぶやきを書かなくなってしばらくたつね。さみしがっているやつもいるだろう。

だが、馬鹿の妨害にあっていると、とにかく原稿がほとんど書けないんだ。この日記を書くのも、だいぶ苦しいんだよ。

暇なので、彼の過去のつぶやきを今読み返しているんだが。

さすがのわたしもずっと読んでると苦しくなる。あまりに辛口なのでね。わたしはシルマよりは厳しいが、アンタレスよりはやさしいよ。

だがアンタレスのあの表現のおかげで、君たちはずいぶんとスキルアップしたね。今の君たちは昔の君たちとずいぶん違う。

解脱をしたやつも相当に出ている。

人の人生を奪うなんてことはいけないことだけど、あえてそれを実行してくれたアンタレスがいなければ、今の君たちはなかったと思う。

きれいなことしかできないかのじょだけでは、とてもここまでのことはできなかったろう。





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解脱の指導・6

2019-05-06 04:35:44 | 気層化石


前にも言ったけど、毎日寝る前に解脱の指導をしている。

いいかげん、簡単なことなんだから自分でやってくれと言っても、馬鹿はわたしのところにやってくる。

こっちの世界で解脱した奴にもわかっているだろう。簡単なんだ。ふっと自分の中に入るだけなんだよ。言われた通りにやれば、だれでも自分でできるだろう。

だが、なんか馬鹿の霊は、自分でやりたがらないんだ。わたしが世話しないと、嫌だというんだ。

仕方ないからやってるんだけど。

指導をして、自分に目を覚ますと、馬鹿は自分に大感動する。自分の自分、ていうのがいいんだ。ほかのだれのものでもない、自分の自分の真実に気が付くと、馬鹿はもう馬鹿ではない。

たとえようもない幸福感がやってきて、愛のすべてがわかる。もう二度と悪さはしない。しようにもできないってものになる。それはそれは、いいやつになるんだ。

わたしもそこらへんが感動的だから、繰り返しやるんだけど。

いつまでやらされるのかね。たまにはゆっくり眠りたいよ。





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見抜かれている

2019-05-05 04:27:41 | 気層化石


ネットで見る馬鹿女がものすごく苦しそうだ。

自分が自分じゃないってことが、わかってきたんだろう。

顔もスタイルも嘘なんだ。名前もステータスも他人からの泥棒なんだ。

本当の自分はもっと小さい、醜い。平凡でありきたりだ。

目を見れば内部と外見の矛盾がわかる。

嘘の美貌をかぶっているよりは、本当の自分の姿に戻るほうが楽なんだけど、そんなことできないだろうね。美人をやめることほど痛いことはない。

しかしいずれそういう女は、後世の人間に、なんと愚かなことをしていたのかと思われることだろう。

美形になりたかったのだ。それでみんなに愛されたかったのだ。すべてが欲しかったのだ。

ありきたりな自分など捨てて、とんでもなくいい女になりたかったのさ。

嘘にしがみついている自分を、多くの人に見抜かれている。その恥ずかしさを、ずっと馬鹿にして生きていくつもりなのか。

崩壊の予感がするね。





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義歯・4

2019-05-04 04:30:19 | 気層化石


入れ歯にも慣れてきた。ご飯がおいしくなってきたよ。

食事の好みが変わったね。前にも言ったけど、刺身のツマとか、よくお好み焼きとかについてくる、紅ショウガとかが好きになってきた。

紅ショウガなんて、前は嫌いでいつも残してたんだけどね、今は皿にいっぱいくらいも食べたいと思うんだ。でもそこまですると腹を壊しそうなんでやめるけど。

メインの料理より脇役のほうが好きになるなんて、なんか象徴的だ。

今まで見向きもしなかったところに目がいき始めているのかもしれない。

年をとるっておもしろいね。





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写真

2019-05-03 04:35:59 | 気層化石


先日、証明用の顔写真を撮る機会があった。

そうしたら、まるで犯罪者のようなおっさんの顔に写った。

写真を撮る時には、馬鹿の霊がわたしの顔を取るからそうなるんだ。つまりは馬鹿の霊が写るんだよ。

鏡で見る限り、わたしはそれほど醜くないけどね、写真に写すとずいぶんと醜く写る。

これは困るなあ、と馬鹿の霊には訴えている。わたしもそろそろ年だからね。遺影のことなんか考えているんだ。

終活というわけではないけれど、子供たちのために、自分のきれいな遺影を残しておきたい。遺影を残しておけば、死んでも子供たちと話ができるからね。

あと何年生きられるかまだわからないけど、その間に、少しはきれいな写真を撮らせてくれよ、と馬鹿の霊には訴えている。

見るとショックを受けると思うので、写真はここにはあげない。





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カラマーゾフの兄弟

2019-05-02 04:35:18 | 気層化石


ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」読了。

ネタばれはよくないので詳しくは言わない。まあ一読した後で感じたことを少し。

無神論というのは神を理論でつかまえようとする愚だ。

人間の感性の進化とともに、神の実在は感覚でとらえることができる。

これほどすばらしい世界は、それを作れるものが存在しない限り存在しない。

霊魂の進化とともに、人間にはそれが実感としてわかるようになるのだ。

するとその感覚はキリスト教の枠をも超えて発展し、新たな信仰をこの世にもたらすだろう。

まあそんなことを思った。

でもいろんな要素がこりつまっていておもしろかった。恋愛小説として読むこともできるけど、それにしてはヒロインが少々きついね。美人だけど、偽物なんだろうなと思ったりする。

いろんなことが未消化で終わるけれど、それは作者が続編を構想していたからだそうだ。





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