有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

142  ボニー先生 3日目 文字の認識=脳の発達 

2006-05-10 22:08:16 | 補助犬&聴導犬&介助犬
↑ボニー先生 3日目。文字を認識する。新人・10ヶ月のあきちゃんも、がんばって文字を読む訓練を受けました。
 
 ボニー先生、本を出版されました。タイトルは「Teach Your Dog to Read」(「愛犬に『読む』ことを教えましょう」)です。現在、日本での翻訳&出版も考えられている最中です。さて、文字を読む訓練ですが、まず、「SIT」「DOWN」「ROLE」などのA4の紙に書いた英文字を、犬に見せその文字のとおりにしたらすかざず「Yes」と高い声で言って、ごほうびを与えます。そうすると、その文字の意味を認識できるというものです。
 人間も、文字を読む、遣うというのは、本来の人間の脳からすると、活性化が必要な行動になるそうです。そのために、文字を認識する工程で、本来脳は、4分割されるのですが、その全体が活性化されるそうです。

 犬も同じで「読む=文字の認識」によって、脳全体の活性化が行われ、「考える犬」になっていくというのが、ボニー先生の主張です。確かに、犬たちは、文字の紙を見せると自分たちで考え、行動を起します。(福)日本聴導犬協会のななちゃんは、3回目の参加ですが、「DOWN」で、すぐに伏せをしました。ちゃんと、前回のことを覚えていました。今回も、ボニー先生の愛弟子であるあおいさんに、リードを持っていただきました。頭の良いななちゃん、もっと頭が良くなります。



 
 


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