有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1166  日本IBM様でのバリア・フリー・ネットワークで聴導犬デモ 

2013-07-05 14:40:21 | 聴覚障害福祉

  日本GE㈱ 人事部の安藤美智子様のご招待で、日本IBM 様でのバリアー・フリー・ネットワークに聴導犬のデモンストレーションとして参加させてただきました。今回は、2度目になります。

 ゲストスピーカーセッションは、日本IBM㈱の浅川智恵子様でした。すばらしいご講演を、前回も拝聴させていただきました。浅川様は、中学時代にプールでのお怪我により、視力を失われました。東京基礎研究所フェロー工学博士で、現在日本IBM㈱東京基礎研究所アクセシビリティ・リサーチ担当として勤務されています。 2009年6月には、IBMで技術者の最高職位「フェロー」に任命され、日本人としては5人目、日本人女性としては初めてとなります。

  今回は、『全日本聴導犬ユーザーの会』岸本会長と聴導犬しん君。候補犬で現在、PRもがんばっているぎんちゃん。聴導犬のふじちゃんが同行しました。

 みなさまに耳の不自由な方のこと、聴導犬へのご理解を、もっともっといただきたいです。

    


1165  お手伝いをお願いたします。協会新聞 発送作業は10日~

2013-07-05 14:22:51 | (福)日本聴導犬協会

 年2回の発送の(福)日本聴導犬協会新聞と『全日本聴導犬ユーザーの会』新聞。

 第25号の発送作業は7月10日からです。今、スタッフ全員で、新聞の記事を作成中です。

 

 8月は、ユーザーさんたちの訓練と国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」の研修生さん、それと、サマースクール受講生さんが(福)日本聴導犬協会「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練センター」にいらっしゃいます。

 その前に、ご支援者のみなさまに2012年度のご報告を申し上げたく、7月の発送になりました。 

 


1164 保護犬の総数の減少。候補犬の10%は施設内で繁殖に

2013-07-04 10:55:44 | ADI 国際協力

 今朝も、スタッフが兵庫県の動物愛護センター様に候補犬を選ばせていただきに出発いたしました。保護犬からの聴導犬・介助犬の育成に、ご協力が賜れますこと、本当にありがたいです。

 さて、1996年の(福)日本聴導犬協会創設以来、保護犬を活かした聴導犬と介助犬育成を行ってきました。 当初は50万頭以上だった保護犬が、現在、統計的には5万頭まで下がってきています。
 そのために、現実的に、保護センターや保健所などからの適性のある候補(特に子)犬が選びにくくなっているのが現状です。愛犬家の努力や行政も指導もあって、これからはもっともっと候補犬選びは困難になるでしょう。

 ユーザーさんの伴侶となれる候補犬育成のために候補犬総数の10%程度は、施設内での繁殖をしなくてはならないと判断しました。 ママ犬候補となったのは「こうちゃん」です。動物保護センターから来た子ですが、とても温厚で、のんびりとした良い子です。頭もよく、目的(食べ物を得る、好きな人の場所に行くのに柵やドアを開けるなど)のためには、自分で考えて、方法を編み出します。かしこいママになれそうです。毛が抜けにくのも、特徴になります。

 アプリイ・ネットワーク様からのご支援で、本格的に「こうちゃん」が昨日、ママになることができました。2頭の命名もお願しております。

 これまで、こうちゃんをはじめ、(福)日本聴導犬協会候補犬全頭の健康管理をしてくださいました赤坂動物病院の柴内裕子先生やスタッフのみなさまには、感謝の言葉もございません。今回の繁殖のためには、日本獣医生命科学大学の河上教授や、でんちゃんの実家であるBaby Booさんのプロの繁殖家からも大きなご協力をいただきました。

 おかげさまで、こうちゃんが昨日2時間ほどで、ものすごい安産で4頭の子を出産。
一番小さな子は、「つぐちゃん」に命名させていただきました。愛情深いこうちゃんと、スタッフの交替のお泊りで、安心した環境で育てさせていただきます。

 ご報告を申し上げます。


1163 聴導犬かるの故郷・長野県動物愛護センターハローアニマル様ご来訪

2013-07-03 00:50:43 | 捨て犬&動物保護

 いつもお世話になっている長野県動物愛護センター「ハローアニマル」の所長さんと、以前、聴導犬まつ君のお世話をしてくれたM様のご来訪をいただきました。

 毎年、動物愛護フェスティバルのご依頼をいただいております。

 日本聴導犬・介助犬訓練士学院の研修にも、うかがわせていただいております。

 長野県初の聴導犬かるちゃんは、光栄にも、ハローアニマルからの譲渡犬でした。施設内にはかるちゃんの写真を飾ってくださっています。

←左がかるちゃんです。

 かる「私はハローアニマルから来ました。聴導犬のお役目は好き。でも、デモンストレーションは嫌い????。自宅では、ガンガン音を教えていますが、デモンストレーションは「私の仕事ちゃう(違う)」って感じ」だそうです。いつも、デモンストレーション犬を冷たく見ています。そんなところが、憎かわいい。

 所長さんとスタッフMさんのご来訪、うれしいことでした。

 今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 


1162 協会犬用 無農薬の野菜収穫できました

2013-07-02 18:43:33 | 社会貢献 ボランティア求む

 ボランティアの矢野様が、丹精込めて創ってくださった裏の菜園。合間、合間ですが、草取り、がんばってます。

 「無農薬の野菜を、協会犬に」との温かなお気持ちです。旬の生野菜と手作りヨーグルトもあげています。みちのくファームさんからは、馬の生肉を購入し、協会犬の喜びになっています。スタッフも幸せです。下は、わずか3日前の収穫。トマト最高です。

今日の収穫は、すごい。

←無農薬なので、虫の穴だらけ

← 矢野様ご推薦のスイカ。10センチほど。でも、犬にウリ科は溶血作用って聞きましたが・・・。スタッフ「ごちそうさまです!」

 

 


1161 日本獣医生命科学大学での講義

2013-07-02 16:49:06 | 教育

 毎年、日本獣医生命科学大学様で講義をさせていただいております。

 今年も、犬との人との歴史や関わりから、 補助犬という新しい人と犬との関係を解説させていただき、その上で、聴導犬のデモンストレーションと、介助犬の訓練の体験をしていただきました。

 次に授業がおありになると勘違いし、途中であわてて講義を終えてしまったのですが、もう少し長く続けることができたんですね。失礼をいたしました。

 だいすけ君、ぎんちゃん、ふじちゃんの3頭がしっかりとデモンストレーションをしてくれました。

← まだまだ初心者ですが、ぎんちゃん。デモンストレーション上手でした。

 候補犬として、こころちゃんも同行。良い社会化にもなりました。

お招きをいただきますN先生。ありがとうございます。