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土曜日
孫は宝だ。
12日(日本時間13日)
バンクーバー五輪の開会式(五輪史上初の屋内会場)をテレビで観る。
一人で謳ってた男性の歌手に感動する。素晴らしい!
バンクーバー
の地名は18世紀後半、
カナダ西海岸地域の測量を行った
イギリスの探検家、ジョージ・バンクーバーに由来する。
小説「新・人間革命」は、40年近く親しんでいる愛読書。
「一書の人を恐れよ!」との先人の言葉に引き込まれて今に至る。
小説「新・人間革命」
2月13日
通教生は、卒業に必要な百二十四単位(経済学部は百二十六単位)のうち、スクーリングで、約四分の一にあたる三十単位を修得する。この単位はリポートでは修得できず、夏か秋のスクーリングに参加し、授業を受け、試験を受けなければならなかった。
第一回の夏期スクーリングは、八月十五日から二十九日までであった。十五日間、続けて参加することもできるし、前期(十五日~二十五日)、後期(二十五日~二十九日)のどちらかを選ぶこともできた。
また、九月から十一月にかけての日曜、祝日には、秋期スクーリングが開催されることになっていた。夏と秋のスクーリングを組み合わせて、単位を修得することも可能であった。それでも、スクーリングに参加すること自体が、大変な“戦い”であった。
八月十五日、初の夏期スクーリングが開始された。全国各地から、通教生全体の三分の一を超える七百数十人が参加したのである。通学できない、遠方からの参加者のためには、学生寮なども用意されていた。
参加者のなかには、既に何通ものリポートを出している人もいたが、なかには、まだ、教科書さえ開けずにいる人もいた。それでも、向学意欲を燃やして集って来たのだ。
開講式とガイダンスを終え、午後から授業が始まった。翌日からは、授業は午前九時開始となる。一コマ九十分で、学生たちの状況を考慮し、短期集中のスクーリングとなっているため、朝から夕方まで、ほとんど授業が詰まっていた。
教室の席は、先を争うようにして前から順に埋まっていった。スクーリングは、直接、講義を聴くことができる貴重な時間である。職場や家族の理解と協力を得て、時間をつくり、費用を捻出して参加したのだ。決して無駄にするわけにはいかなかった。
厳しい条件のなかで挑戦する人は、真剣である。
その真剣さが、自らを鍛え、強くし、
大成への力となっていくのだ。
ゆえに、苦境こそ、幸福の母となるのである。
報恩抄
譬へば師子のねぶれるは手をつけざれば・ほへず
迅流(はやきながれ)は櫓(ろ)をささへざれば波たかからず
盗人はとめざれば・いからず
火は薪を加えざれば・さかんならず、
謗法はあれども・あらわす人なければ
王法もしばらくはたえず
国も・をだやかなるに・にたり、
313ページ
孫は宝だ。
12日(日本時間13日)
バンクーバー五輪の開会式(五輪史上初の屋内会場)をテレビで観る。
一人で謳ってた男性の歌手に感動する。素晴らしい!
バンクーバー
の地名は18世紀後半、
カナダ西海岸地域の測量を行った
イギリスの探検家、ジョージ・バンクーバーに由来する。
小説「新・人間革命」は、40年近く親しんでいる愛読書。
「一書の人を恐れよ!」との先人の言葉に引き込まれて今に至る。
小説「新・人間革命」
2月13日
通教生は、卒業に必要な百二十四単位(経済学部は百二十六単位)のうち、スクーリングで、約四分の一にあたる三十単位を修得する。この単位はリポートでは修得できず、夏か秋のスクーリングに参加し、授業を受け、試験を受けなければならなかった。
第一回の夏期スクーリングは、八月十五日から二十九日までであった。十五日間、続けて参加することもできるし、前期(十五日~二十五日)、後期(二十五日~二十九日)のどちらかを選ぶこともできた。
また、九月から十一月にかけての日曜、祝日には、秋期スクーリングが開催されることになっていた。夏と秋のスクーリングを組み合わせて、単位を修得することも可能であった。それでも、スクーリングに参加すること自体が、大変な“戦い”であった。
八月十五日、初の夏期スクーリングが開始された。全国各地から、通教生全体の三分の一を超える七百数十人が参加したのである。通学できない、遠方からの参加者のためには、学生寮なども用意されていた。
参加者のなかには、既に何通ものリポートを出している人もいたが、なかには、まだ、教科書さえ開けずにいる人もいた。それでも、向学意欲を燃やして集って来たのだ。
開講式とガイダンスを終え、午後から授業が始まった。翌日からは、授業は午前九時開始となる。一コマ九十分で、学生たちの状況を考慮し、短期集中のスクーリングとなっているため、朝から夕方まで、ほとんど授業が詰まっていた。
教室の席は、先を争うようにして前から順に埋まっていった。スクーリングは、直接、講義を聴くことができる貴重な時間である。職場や家族の理解と協力を得て、時間をつくり、費用を捻出して参加したのだ。決して無駄にするわけにはいかなかった。
厳しい条件のなかで挑戦する人は、真剣である。
その真剣さが、自らを鍛え、強くし、
大成への力となっていくのだ。
ゆえに、苦境こそ、幸福の母となるのである。
報恩抄
譬へば師子のねぶれるは手をつけざれば・ほへず
迅流(はやきながれ)は櫓(ろ)をささへざれば波たかからず
盗人はとめざれば・いからず
火は薪を加えざれば・さかんならず、
謗法はあれども・あらわす人なければ
王法もしばらくはたえず
国も・をだやかなるに・にたり、
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