
土曜日
ダンテ19
君に正義と勝利の月桂冠を
一人ももれなく幸福博士に
師匠は太陽!
『神曲』で深く心を打たれるのは、杜絶な「地獄」と「煉獄」を踏破し、
「天国」へと向かう、ウェルギリウスとダンテの「師弟の絆」です。
「師弟」がなければ、破れない壁があります。
「師弟」でなければ、進めない道があります。
『神曲』の冒頭、人生の正しい道に迷い苦悩する若きダンテは、
大詩人ウェルギリウスと出会いました。
そして、
師弟の旅に出発しゆく喜びを、弟子ダンテは、こう詠っています。
夜の寒さにうなだれ しぼむ小さな花が、
朝日の光を受けると 勢よくおきあがり、
茎の上に 悉くひらくように、
私の萎えた力も 生色を取りもどす。
かくて、 怖れを知らぬ勇気、 わが心にみなぎり、
自由となった者の ように、 私は言い始める
(寿岳文章訳『神曲』集英社)
さあ行きましょう、 二人とも
心は一つです、
あなたが先達、 あなたが主君、 あなたが師です
(平川●弘訳『神曲』河出書房新社)(※●=しめすへん+右)
師匠は、希望の太陽であり、勇気の泉です。
私が師匠・戸田先生に初めてお会いしたのは、
皆さんとほぼ同じ年代の19歳の時でした。
私も"人生の師匠"と出会えた感動を、
その場で即興詩に詠んだことが思い出されます。
旅びとよ いずこより来り いずこへ 往かんとするか
月は 沈みぬ 日 いまだ昇らず
夜明け前の混沌(カオス)に 光 もとめて われ 進みゆく
心の 暗雲を はらわんと 嵐に動かぬ 大樹求め
われ 地より 湧き出でんとするか
(創価学園 特別文化講座 創立者 ダンテを語る 2008-4-23)より
撰時抄257p
第五の五百歳の時・
悪鬼の身に入る大僧等・
国中に充満せん
其時に智人一人出現せん
彼の悪鬼の入る
大僧等・時の王臣・万民等を語て
悪口罵詈・杖木瓦礫・流罪死罪に行はん
ダンテ19
君に正義と勝利の月桂冠を
一人ももれなく幸福博士に
師匠は太陽!
『神曲』で深く心を打たれるのは、杜絶な「地獄」と「煉獄」を踏破し、
「天国」へと向かう、ウェルギリウスとダンテの「師弟の絆」です。
「師弟」がなければ、破れない壁があります。
「師弟」でなければ、進めない道があります。
『神曲』の冒頭、人生の正しい道に迷い苦悩する若きダンテは、
大詩人ウェルギリウスと出会いました。
そして、
師弟の旅に出発しゆく喜びを、弟子ダンテは、こう詠っています。
夜の寒さにうなだれ しぼむ小さな花が、
朝日の光を受けると 勢よくおきあがり、
茎の上に 悉くひらくように、
私の萎えた力も 生色を取りもどす。
かくて、 怖れを知らぬ勇気、 わが心にみなぎり、
自由となった者の ように、 私は言い始める
(寿岳文章訳『神曲』集英社)
さあ行きましょう、 二人とも
心は一つです、
あなたが先達、 あなたが主君、 あなたが師です
(平川●弘訳『神曲』河出書房新社)(※●=しめすへん+右)
師匠は、希望の太陽であり、勇気の泉です。
私が師匠・戸田先生に初めてお会いしたのは、
皆さんとほぼ同じ年代の19歳の時でした。
私も"人生の師匠"と出会えた感動を、
その場で即興詩に詠んだことが思い出されます。
旅びとよ いずこより来り いずこへ 往かんとするか
月は 沈みぬ 日 いまだ昇らず
夜明け前の混沌(カオス)に 光 もとめて われ 進みゆく
心の 暗雲を はらわんと 嵐に動かぬ 大樹求め
われ 地より 湧き出でんとするか
(創価学園 特別文化講座 創立者 ダンテを語る 2008-4-23)より
撰時抄257p
第五の五百歳の時・
悪鬼の身に入る大僧等・
国中に充満せん
其時に智人一人出現せん
彼の悪鬼の入る
大僧等・時の王臣・万民等を語て
悪口罵詈・杖木瓦礫・流罪死罪に行はん