梅見月 うめみづき

2010年02月17日 00時35分53秒 | 日記



水曜日

朝 1℃
冷え込んだよ~

「御書と青年」を読む。
御みやづかいを法華経とをぼしめせ、
「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」とは此れなり、
かへす・がへす御文の心こそ・をもいやられ候へ、

すごい体験談
“佐賀のがばい(=すごい)社長”の半生

とにかく、毎日読むのに追われる。
うれしい悲鳴?

名字の言
2月17日
「三寒四温」とは冬、寒い日が3日続くと、その後は暖かい日が4日ほど続くこと。
中国北部では、そうした規則的な周期が巡るらしいが、
日本では、そううまくはいかないようだ

▼2月の異称は「如月」(きさらぎ)。寒さのために衣を重ねることから「衣更着」(きさらぎ)ともいう。
一方、陽気が発達する時節でもあるところから「気更来」(きさらぎ)とも(『日本国語大辞典』)。
厳しい寒さが、まだまだ続く2月にも、春は着実に歩いてきている。
日も高くなってきた。季節の変わり目は、ふとしたことで見えるものだ

▼日蓮大聖人は「干潮と満潮、月の出入り、また夏・秋・冬・春と四季の変わり目には、
必ずふだんと異なることがある。凡夫が仏になる時もまた同じである」(御書1091ページ、通解)と仰せである。
苦しい時、つらい時こそ「変わり目」ととらえられれば、人間革命のチャンスになる

▼2月にはもう一つ名前があるそうだ。「梅見月」(うめみづき)。確かに梅が咲き始める季節でもある。
中国の詩に「宝剣の切れ味は、磨かれ研がれることによって生まれる。
梅の花の良き香りは、苦しき寒さから生まれる」と

▼梅の木は、春の花も、夏の緑や実も、すべては冬のうちに準備するのだろう。
「厳寒こそが人間をつくる!」。そう確信し生き抜きたい。(申)


小説「新・人間革命」
 2月17日
山本伸一は、話を続けた。
 「皆さんのことは、学長や通信教育部の部長から、つぶさに話を聞いております。
 私は、通信教育の皆さん方に、ひとしお大きな期待を寄せております。通信教育は、創価教育の父・牧口先生の一つの理想であり、皆さんこそ、その体現者であるからです。また、私も、同じ苦学の道を歩んで来た一人だからであります」

 “苦労”という教科を修得してこそ、人の苦労がわかり、人格も陶冶される。苦労は、大成のための必須科目である。
 伸一は、力を込めて訴えた。
 「通教生の皆さんは、短期間のスクーリングで、一年分の内容を吸収しようと挑戦されている。その向学心に敬服しています。

 来年もまた、勇んで大学にいらしてください。わが母校を愛して、学問を修得していってください」
 「はい!」という元気な声が響き、大きな拍手が起こった。
 「大変に盛り上がった教室ですね。エネルギーを感じます。突然、お邪魔して申し訳ありませんでした。お体を大切にして、どうか、このスクーリング期間中、元気で頑張り通してください」
 学生たちは、伸一を、嵐のような拍手で見送った。

 続いて彼は、法学部の通教生が「法学」の講義を受けている、S一〇一教室にも顔を出した。ここでも彼は、心から励ましの言葉を贈り、「創立者として、通教生の育成に全力を傾けていきます」と語った。
 そして、一人ひとりに視線を注ぎながら、「風邪をひかないよう。お元気で!」と呼びかけ、教室を後にしたのである。

 伸一は、このあと、各方面の通教生の代表十人と懇談することにしていた。大学からも、強く要請されていたのだ。
 彼は、早めに、文科系校舎の正面玄関前に行き、皆が来るのを待った。やがて、通教生の代表が校舎から出て来た。

報恩抄
還著於本人(げんちゃくおほんにん)
「還っ本人に著きなん」
321ページ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。