最近いつにも増して空を見上げる
ずっと繋がってる
私が死んだら空に、と弟に頼んでいる
あけさんが旅立った時に
弟が唐突に私に聞いてきた
『お前が死んだらどうして欲しい?』と
あけさんのお見送りに
子供達であれこれ考えて
好物やお気に入りのものを沢山持たせた事が
集まって下さったみなさんにとても好評で
離婚して独り身の姉を案じ
もしもの時の希望を聞いてきたのだろう
『なんやねん急に』と驚きながらも即答した
宇宙葬、だっけかな
お骨を粉末にして風船に入れて空に飛ばしてくれるのだ
空気のない所まで上がったら割れて
そして消えていくのだ
良いな
お墓も要らないし
海に散骨って言っても
普段の生活で海に馴染みがあるわけでもないから
しかも、海にまで行かなくとも
空を見上げたら
あちこちに繋がりまくってるんだし
弟には
空を見上げれくれたらそれで供養はよしとする、とまで言っといた笑
だから