先日のお二人の結婚報告記者会見では、蒼井優さんのお父さんが話しにのぼっていた。微笑ましい光景が想像されて健康的な笑いが起こっていた。山里亮太さんのお父さんのことは山里さんからはなかったように思うが、蒼井優さんの口から述べられたことがあった。「義理の両親になってくれたお父様とお母様が大好きで、山里家の家族になれたことがとても心強い。結婚というのはこういうことかと思った」という風なことを述べていた。結婚というものの真ん中には家族というものがあることを蒼井優さんは知ったのではないだろうか。また蒼井優さんは山田洋次監督に報告の手紙を苦労して書いたことを話されていた。この家族というテーマを映画にしたのが山田洋次監督であり、その作品に出演していたのが蒼井優さんだった。だからあの記者会見で蒼井優さんが山田洋次監督の話をされたことは重要だったと私は考えている。記者会見のキーワードは「出会い」と「家族」ではなかっただろうか。山田洋次監督作品の「家族はつらいよ」シリーズに蒼井優さんは出演している。映画製作の中で必然的に家族となんぞやという影のテーマを蒼井優さんは考えざるを得なかったとおもう。何の因果かわからないがえいがのなかでの蒼井優さんは「平田庄太」(妻夫木聡)の恋人、第二作から妻の役である。何を言いたいかといえば、庄太と亮太と名前の響きが誠に近いのである。山田洋次監督は蒼井優さんの師匠及び恩師と呼ぶべき人である。だから手紙を書き、みんなの前で紹介したのではないだろうか。だから蒼井優さんのなかには山田洋次監督のスプリットがあると考えるのはあながち間違いではないだろう。だからあの夜の記者会見が天晴であったことのなかには山田洋次監督のスピリットが関与していたと私は考えている。山田洋次監督と女優蒼井優さんは師弟関係にあると言ってもいいかもしれません。弟子であれあば山田洋次監督に報告するのは当然のことであり、お世話になっている監督以上の気持ちがあったはずである。だから一語一語に心をこめて手紙をしたためたのだと思う。それを証明するかのように彼女は清書するのに便箋一冊を使ってしまったと述べていた。
つづく
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