motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

旧正月の韓国ソウル旅行2日目 前半(ソウル→釜山)

2019-02-19 17:35:28 | 旅行


最終日の朝、東横インの朝食からご紹介します。

朝食無料サービスがあるのやっぱ助かりますよねぇ、イエロークリームカレーとキムチ、韓国のりなどをいただきました。

韓国まで来てカレーかよなどと思っていましたが、スパイスがなんか違いますね。おいしい。





どことなく見慣れた栄養ドリンクを飲んでから出発します。





日本人観光客がよく泊まるであろう東横インの目の前に狙って設置されたのかどうかは知らないですが、真正面には空港行バスのバス停まで備えています、これは便利。

ただ、私は陸路で日本に帰りますのでスルー…









若干時間があったので別路線を経由してみようと思い2号線新堂駅経由で移動

フルスクリーンのホームドアがついている関係で全然見えないですが、乗ってきたのは方向幕を採用している古い世代の車両







6号線三角地駅を経由してソウルへ。





やはり首都の駅となると規模の大きさがすごいですね、迫力があります。





KTXホームの向かいにいたのがこちら、各駅停車用の通勤型気動車として多数製造されたものの



・ソウル近郊の各駅停車は電化され首都圏電鉄化

・釜山の東海線なども同様に電化、首都圏電鉄化

・郊外の極端に利用が少ない駅は閉鎖し優等(ムグンファ)のみに変更



などの理由であっという間にいらない子になってしまった車両となります。

形式名は9501系というそうです。



そのため、こういう感じに観光列車として活用しているそうです。





ポスター画像のみであれですが、こちらはドア封鎖やシート変更など大きく改造された「海列車」





そしてこちらが優等列車ムグンファ号用に改造された車両。前ドアが埋められ綺麗に窓が開け直されています。

要らない子になった通勤用気動車を優等列車用に格上げ改造するというのはなかなか凄い気がしますが、客車ムグンファと比べると加減速性能でそんな大きな差はないのかもしれません。









初の韓国突撃の時に見かけた車両がこの通勤気動車格上げのムグンファ号だったというのを調べていくうちに知ることとなりました。

格下げはよくある話ですが格上げ改造というのは滅多に聞かないですよね。

観光列車用にキハ40シリーズを種車にする例はありますが、それ以外だと急行宗谷・利尻用のキハ400くらいでしょうか?





ところで、このソウル駅に停車している9501系観光列車。

ドアが2枚のままだったりと基本的には通勤型の使用をそのまま残していますが一応観光列車みたいです。



賑やかなラッピングにDMZの文字が、なんだろうと思いましたが…





東横インのロビーでもらっていた日本語入りのバスツアーパンフレットですぐに分かりました。

DMZ、非武装中立地帯、北緯38度線、板門店…あっ…



そんなやばそうな国のすぐ近くまで行く観光列車です。観光気分で行っていいんだ…

ただこの列車が行くのは有名な板門店ではなく、鉄道の南北境界駅である都羅山(トラサン)駅まで向かう列車となります。

ただの1鉄道ファンとしては、都羅山を越えて鉄路で平壌方面へ行けるときが来たりするのかなぁと想像したりしちゃいます。

















ホームに入ってきたのは、KTX山川(サンチョン)

TGVをそのまま輸入した(それゆえにアレンジに制約があるらしい)KTX-Ⅰと違って韓国内で開発されたのがこの山川。

18両編成(機関車を含めると20両)のKTX-Ⅰに比べ半分の8両編成(同 10両)で製造されています。

このため、需要の多い京釜間の運用にはあまり入ることがなく、その柔軟性を生かして麗水EXPO/光州行など途中で分割する運用も組まれています。

しかし旧正月なのが関係しているのか、この山川は釜山行だったみたいです、知ってたらこっちのチケット取ってたのに…









列車案内表示を見て乗る列車の番線を確認します。





ハングルでも時刻を見ればなんとなくわかりますが、やっぱ英語の方が理解しやすいですよね。

さっきの釜山行の山川が少数派なだけで、基本的にはこんな感じに麗水EXPOや広陵などに行く系統に充てられているみたいです。

私が乗るのは10:00のKTX121号なので11番線ですね。



その僅か1分後に広陵に向かう山川の案内が出ているのですが…

おそらくですが、釜山行のKTXは順調に加速していきますが広陵行は前回紹介した第二のターミナル駅である龍山駅にも止まる関係でこういった過密発車ができるんだと思います。





では、KTXに乗車します。さらばソウル。





昨日乗ったのと同じKTX-Ⅰです。

折角なら比較の意味で山川に乗りたかった…

特室にグレードアップしてもよかったじゃんと思われるかもですが、きっぷを買う時点では残金30,000ウォン生活を覚悟していたためそんな暴挙には出られなかったわけです。





この座席ですが、旧式のⅠ型でもコンセントがついています。

ただ、韓国用変圧器を持っていない私。事前に調べた時点では使うことはできないと思っていました。

しかしよく見ていただきたい、USB充電口も備えているんです。有能。



各国で形状や電圧が異なるコンセントと違い、USBは国際規格で形状、電圧が一定に定められています。

この設備、海外からの旅行者にとってはとてもありがたいと思いました。

日本国内にいるとコンセントだけでいいのになんでUSB充電にも対応してるんだと思うことがありましたが。



そう考えると、新幹線にもUSB充電口があったほうが親切なんじゃないかなぁとか思ったりしました。

(最近では、ドライヤーなど常識的ではない機器使用で落ちることを避ける意味でUSBに切り替える例があるそうですが)





龍山を越えたあたりでITX青春号とすれ違いました。次来るときはちゃんと撮りたい、乗りたい車両です。

ドア構造からも分かる通り、高床ホームの首都圏電鉄線区間のみを走行する優等列車。中間には二階建て車両も組み込んでいます。





こちらも見ることはできたけど撮れずじまいなヌリロ号。KTXの車内雑誌(トランヴェールみたいなやつです)に載っていました。

とてもサンダーバード感のある車両ということで一部には有名なわけですが、この車両のドアの機構がすごいんです。

首都圏電鉄線に乗り入れる一方で一般的な低床ホームにも発着するということで普通なら福井鉄道みたいに車体外にステップをつけるところなんですが…



詳しくはYoutubeなどに上がっている動画を見てみてください、すごい。





首都圏電鉄1号線との複々線区間を抜けていきます。





途中の駅にて、車庫に止まっていたアメリカンな機関車など。





そんな具合で釜山に到着しました。

時間にあまり余裕がないためお昼ご飯を食べる暇もなく釜山港へ向かうことに。





まあ、国際フェリーターミナルなわけですしなにかしらあるでしょう多分。



ということで次回、釜山からのビートルリベンジに続きます。





[パスポートの最初に押された例のスタンプ]









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↑バスの同人誌です。
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