うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

琉球大学受験旅行1日目(後期編)

2005年03月10日 16時52分34秒 | うちなー日記(沖縄編)・・旅
前期入試の合格発表から3日後の朝、私は関西国際空港国内線出発ロビーに立っていた。前期の結果により、私は再び入試を受けに沖縄に行くことを余儀なくされた。(ちなみに前期と後期ともに同じ学科に出願していた。)
後期試験は12日だが、今回は余裕を持って沖縄に入ることにした。前回往復に日本航空を使って試験に落ちた経緯があるので、今回はANAを使う。空港も関西国際空港発の便にした。元々関空が好きなこともあるが、やはり関空には空港らしさがある。わくわくするのだ。
カウンターでチェックインすると、窓側の席は満席だった。私は基本的に後部座席が好きなのだが、受付の方の早く降機できるようにとの親切で、前から2列目の席になった。今回もインターネットで予約したのだが、昨日チケットを取った時点ではまだ窓側が空いていたはずなのだが・・・急いで空港内のインターネットコーナーに行き、確認すると、確かに空いていない。ではせめて帰りの便は窓側にしようと思い、ここで座席を指定した。
かなり時間に余裕があるが、手荷物検査場に向かった。前回の伊丹での教訓があるので、今回はスムーズに済んだ。チケットにかかれた搭乗口は目の前だった。チェックインカウンターから搭乗口まで全く上下の移動をせずに、しかもせいぜい50mくらいしか歩いていない。こういう時、関空の機能性がよく分かる。写真を撮ったりして時間を過ごすうちに、搭乗の時間になった。今日の搭乗客は、国際線からの乗り継ぎ客も多いようで外国人も多い。今日の搭乗機はNH485便、関空発那覇行き、機材はB767-300だ。
搭乗が済むと、すぐにドアクローズし、まもなく出発した。今日は南向きの離陸なので、北側に位置するターミナルビルからあっというまにランウェイエンドに到着、離陸滑走を開始した。ここで、この前に乗ったB747-400よりも機内でのエンジン音が小さいのに気がついた。前回は「ゴー」という音だったが、今回は「ヒュイーン」という軽快なサウンドだ。機内は満席だったが、実に軽い離陸だった。
順調に上昇を続けるが、だんだんと天候が悪化しているためか、そこそこ揺れがある。しかし、エンジンの軽快なサウンドが心地よく、なんだか安心する。雲上に出ても、気流の影響でまだ揺れは続く。機内アナウンスでも「揺れがしばらく続いてまいりますが、飛行機の航行には影響はございませんのでご安心ください」と放送があった。ジャンボのゆっくりとした揺れと違い、やはり中型機だからなのか風に舞うような揺れが続く。
しばらくすると揺れもおさまり、機内サービスが始まった。コーヒーの紙コップに「名鉄ミュースカイ(中部空港の連絡特急)」の絵が描かれているのが全日空らしい。(名鉄は全日空の大株主である)
青空が広がる機窓を横目に漫画を読める贅沢・・・いつしか機は着陸態勢に入り、あっというまの飛行を経て、那覇空港に着陸した。今日も南向きの着陸だった。
ホテルの予約時間が迫っているので手荷物を受け取るとすぐにゆいレールに飛び乗った。今日は東横インが全館(おもろまち、美栄橋、旭橋)満室だったので、インターネットで見つけた格安のホテル、「ホテルまるき」に泊まる予定だ。最寄の県庁前駅で降り、道路を渡るとすぐに着いた。玄関を入ると、駅前のビジネスホテルの雰囲気(まさにそうなのだが)だった。チェックインを済ませて部屋に入ると、想像外に広かった。ホテルの外見が細長かったので、狭いと思っていたのだが、一般的なシングルルームの2倍はある。これは快適に過ごせそうだ。早速、疲れていたので、ベッドに横になった時、窓の外をゆいレールが通り過ぎていった。ここは5階、ちょうどゆいレールの高さと同じだったのだ。早速走行写真を撮ったが、車内の人の顔まで見える。ということは逆に、ホテルの客室の中もまる見えということだ。この広さなのに宿泊料金が安かった理由が分かった。
下の写真の手前の建物がホテルまるきで、奥の立派な建物は、日本航空と国場組が入る国場ビルだ。