うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

自動車を初めて運転しました。

2007年06月29日 22時52分39秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日、初めて自動車を運転しました。
今日は技能教習の第1回目で、乗車からエンジン始動、AT車はブレーキを緩めると勝手に走り出す(クリープ現象)ことの確認、ハンドル周りの操作法(ウインカー、クラクション、ワイパー)、出発、コース外周を周回するという順に教習が行なわれました。車種はトヨタ・コンフォート(4速AT・教習車仕様)でした。タクシーで見慣れている車種ですが、マークⅡ(X80系)が原型になっているとのこと・・。私の幼少時代の実家の車が確かそのマークⅡ(X80系)で、ちょっと縁を感じました。
教官の方がまた典型的な沖縄のおじさんで、終始和やかな教習となりました。

乗車の際、教官が例を見せてくれたのですが、そのときに第一に言っていたのが、
「急いで乗ったら怪我するよー」
とのこと・・。見ると、教官の耳たぶには1センチほどの生々しい傷跡が付いています。先日、急いで車に乗ったときに扉の角にぶつけたのだとか・・。プロでもそんなことがあるのかとちょっとびっくり・・・。

乗車したら、座席の位置を調節するのですが、その際にも、
「以前、ジャイアント馬場より3センチ背が高い人が教習生でいて、その人は座席のリクライニングを一杯に倒して乗っていたねぇー」
と驚異の一言・・。死角が多くなると思いますが・・、路上教習とかどうしていたんでしょうか・・?

で、いざ運転してみると、やはり難しい・・・!当たり前ですが、原付とは全然感覚が違い、ハンドルをくるくる回すことにちょっと光悦を感じてしまいました。
コースを走っているとき、少し慣れてきたところで、教官が何故かタコの話を始めました。曰く、知り合いでタコ取り名人が居たそうなのですが、最近亡くなったのだとか・・。そこから何故かタコやイカの話になり、タコは雌雄で美味しさが違うとか、臭いタコもいるよねとか、コブシメは生で食うなという会話になり、教習とは思えない空気が車内を流れていきました。

コースの途中で右折したり左折したりを時折行い、周回も時計回り、反時計回りを何回かごとに変えて行ないました。なんだかんだで30分くらい乗りましたが、最後に停車場に車を停めて、教習結果を伝えてもらう段には、
「ここ数年で君ほど上達の早い子は稀だねぇ。原付に乗ってるからかねぇ。」
とべた褒めのお言葉・・。
褒めて伸ばす方式・・・ですかね?

余談ですが、教習所からの帰りに原付を運転していると、足元にブレーキペダルがあるような錯覚を覚えました。
明日も技能教習があります・・・。