↑今回横転事故を起こしたフェリーの僚船「あけぼの」
今日の早朝、東京から志布志へ向かい熊野灘を航行していた、マルエーフェリーの「ありあけ」が大波(三角波?)を受けて荷崩れを起こして右舷に大きく傾き、乗客乗員全員が救助される事故が起きました。
マルエーフェリーといえば、つい先日に市橋容疑者が大阪南港で確保された件で、警察に通報して手柄をたてた会社です。
今週は不意にこのフェリー会社がクローズアップされましたが、まさかその直後にこんな災難に遭うとは・・。
マルエーフェリーは、数年前までは大島運輸という社名でした。奄美大島の大島が社名に入っているように、奄美を中心に、沖縄や本土とを結ぶフェリー会社です。
私も、二ヶ月前に車を沖縄から鹿児島に航送した際にこの会社のフェリーを利用しましたし、以前には乗船したこともあります。
今回事故を起こした「ありあけ」は、船好きには有名な船で、東京から沖縄までを四日もかけて結ぶ日本最長航路の船です。
これに始発から終着まで乗るのは、よほどの飛行機嫌いか船好きかという代物です。
実際、今日救出された乗客は僅か七名でした。
閑散期に乗ると、沖縄到着までの間に乗客同士が家族のような仲になるそうです。
そんな「ありあけ」ですが、バランスを崩した後も陸に向かって航行し続けた(流された?)結果、三重県御浜町の沖で座礁し、ほぼ完全に横倒しになっています。
ニュースの映像では、煙突から煙が出ていましたから、まだエンジンが動いていたと思われますが、容赦無く波が煙突に被っていました。
意外に船が横転する事例は珍しくなく、何年か前にも北米に向かっていた自動車運搬船が突然バランスを崩して横倒しになり、数ヶ月間タンクへの注水を続けてやっと正常な状態に戻ったような例もありましたし、他にもアメリカで豪華客船が急に傾き、乗客がパニックになった例などもあります。
特に「ありあけ」は貨物重視で重心の高い船型ですから、荷崩れの影響が大きくなったのでしょう。
積み荷が偏った状態から船を正常な状態に戻すのは至難の技でしょうが、貴重な日本最長航路の船が、なんとか再び航海に出られるよう祈るばかりです。
今日の早朝、東京から志布志へ向かい熊野灘を航行していた、マルエーフェリーの「ありあけ」が大波(三角波?)を受けて荷崩れを起こして右舷に大きく傾き、乗客乗員全員が救助される事故が起きました。
マルエーフェリーといえば、つい先日に市橋容疑者が大阪南港で確保された件で、警察に通報して手柄をたてた会社です。
今週は不意にこのフェリー会社がクローズアップされましたが、まさかその直後にこんな災難に遭うとは・・。
マルエーフェリーは、数年前までは大島運輸という社名でした。奄美大島の大島が社名に入っているように、奄美を中心に、沖縄や本土とを結ぶフェリー会社です。
私も、二ヶ月前に車を沖縄から鹿児島に航送した際にこの会社のフェリーを利用しましたし、以前には乗船したこともあります。
今回事故を起こした「ありあけ」は、船好きには有名な船で、東京から沖縄までを四日もかけて結ぶ日本最長航路の船です。
これに始発から終着まで乗るのは、よほどの飛行機嫌いか船好きかという代物です。
実際、今日救出された乗客は僅か七名でした。
閑散期に乗ると、沖縄到着までの間に乗客同士が家族のような仲になるそうです。
そんな「ありあけ」ですが、バランスを崩した後も陸に向かって航行し続けた(流された?)結果、三重県御浜町の沖で座礁し、ほぼ完全に横倒しになっています。
ニュースの映像では、煙突から煙が出ていましたから、まだエンジンが動いていたと思われますが、容赦無く波が煙突に被っていました。
意外に船が横転する事例は珍しくなく、何年か前にも北米に向かっていた自動車運搬船が突然バランスを崩して横倒しになり、数ヶ月間タンクへの注水を続けてやっと正常な状態に戻ったような例もありましたし、他にもアメリカで豪華客船が急に傾き、乗客がパニックになった例などもあります。
特に「ありあけ」は貨物重視で重心の高い船型ですから、荷崩れの影響が大きくなったのでしょう。
積み荷が偏った状態から船を正常な状態に戻すのは至難の技でしょうが、貴重な日本最長航路の船が、なんとか再び航海に出られるよう祈るばかりです。