うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

バイトしています。

2007年03月11日 09時09分13秒 | うちなー日記(沖縄編)
春休み、大学生バイトが盛んなこの時期、私も例にもれずバイトをしています。
3月8日から、実家の隣町である大和郡山市のセンタンアイスクリーム奈良第一工場にて働いています。(ちなみにセンタンの第二工場は実家の天理市にあります)
センタンといえば、関西ではとても有名なアイスメーカーで、「バリチョコ」や「白くま」などは食べたことがある方も多いと思います。
ネットでバイト情報を見つけたときは、「箱詰めや検品などの簡単な作業です」と書かれていましたが、実際のところ結構キツイです。来週木曜日までの短期バイト(時給850円、実質8時間労働)で、8日と9日の仕事を終え、今日は週末休みを堪能しています。
工場仕事初体験の私にとっては、一日中立ち仕事というのはカルチャーショックに近く、1日目はひたすら足腰が痛かったです。2日目になると、少し身体も慣れてきて、かなりましにはなりましたが・・。
私の8日と9日の担当部署は、第2バイター(ライン)の「パレット」、つまり梱包でした。ラインの末端にあたり、次々と流れてくるアイスが入ったダンボールを梱包して運搬用のパレットに積み上げ、冷凍庫へ運ぶ作業を行なう部署です。
ダンボールの蓋閉めなどはライン上の機械で自動でやってくれるのですが、箱をラインから取り上げ、箱二つをテープで一つにまとめて(崩れにくくするため)、パレットに積むのは人力ですから、結構力仕事になります。1日目は2,750個、2日目は2,200個のダンボールをラインから取り上げました。これはそれぞれアイスバー55,000個、44,000個分に相当します。それだけ段ボール箱を運べば、肩や腰にはかなりの負担になり、今もそこかしこの筋肉が痛いです。ちなみに、主力製品のバリチョコなどは1日で195,000個を生産していますから、そのラインの担当者は相当大変だと思います。
そんなわけで、私の担当部署は別にアイス自体を触るわけでもなく、あまりアイス工場で働いているという実感はありません。しかし、9日に製造機械の部品交換の作業に助っ人として立ち会い、アイスがどうやって作られているかを目の前で見ることができました。
アイスの製造機械は、戦車のキャタピラ(クローラー)のようになっており、穴が十数個開いた鉄板が一周何十メートルかのキャタピラ上に無数に繋げられているのです。その穴に液体を注ぎ、棒をさし、凍らせてアイスが作られます。機械の周辺の雰囲気は、まさに宮崎駿の世界で、いたるところから水蒸気が「シュッシュッ」と噴出し、防護服を着た若者たちがそこでてきぱきと働いている様子を見ると、映画を見ているようでした。

仕事は結構キツイですが、食堂の昼ご飯(300円)も美味しいし、社会見学と思えば、アイス工場で働くのは貴重な経験ですから、後4日、楽しんで働こうと思います。

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