ブログ更新を復活したはずが、日々の慌しさに流されるまま、また数ヶ月間更新を怠ってしまいました。
何を書こうか思案しているうちに、気が付いたら日にちが経っていた次第です。
何も書かないで時が過ぎていくのも寂しいですので、ここで長期連載を初めてみたいと思います。
去年春から、いずれ書こうと思っていたスウェーデン短期研究留学の際の旅行記を、今回から数回~数十回に渡って書いていこうと思います。
私は去年の2月から3月にかけての1ヶ月間、スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所というところに短期訪問研究員として滞在しました。カロリンスカ研究所はノーベル医学・生理学賞の選考委員会があることでも有名な、ヨーロッパ最大級の医学研究所です。
博士課程当時の共同研究者の知人がこの研究所で准教授をされていて、先端的な解析手法を学ぶための留学でした。留学すること自体は実は2014年の春に件の准教授が来日した際に約束し、費用も用意していたのですが、当時投稿していた論文の受理が遅れに遅れたため、結局博士の学位審査終了後の短期間の留学となってしまいました。しかしながら、僅か1ヶ月、されど1ヶ月、スウェーデンでの滞在は私にとって恐らく生涯忘れえぬ素晴らしい思い出となりました。
スウェーデンで体験し、体感した思い出を記憶に留められるよう、このブログに纏めていきたいと思います。
2016年2月10日朝、私は札幌市手稲区にある知人宅を出発しました。実はこのとき既に自宅アパートを引き払っており、知人宅に居候させてもらっていたのでした。車で最寄駅の稲積公園駅まで送ってもらったのですが、途中で荷物を忘れたことに気付いて2回家に引き返してもらうなど、いつもながらバタバタした出発でした。
快速エアポートで新千歳空港に到着、日本航空2500便でひとまず関空に向かいました。
スウェーデンへは日本から直行便が飛んでいないため、フィンランドかデンマーク経由が最短ルートとなります。この旅では関空発のフィンランド航空便を利用しました。
この日の札幌近郊は冬型の気圧配置が強まり、大雪となっていました。
断続的に空港の滑走路が閉鎖されて除雪が行われており、飛行機の出発は1時間以上遅れました。
11時45分頃に新千歳空港を出発、吹雪の中を離陸しました。
上空の天候は良好で、綺麗な機窓風景を楽しめました。写真は函館上空通過時の様子です。
ちなみに機材はボーイング737-800 (JA347J)でした。
午後2時頃、関西国際空港に到着。
フィンランド航空便は翌日の正午頃に出発予定だったので、この日は留学の準備を整えるため、一度三重の実家に向かいました。
実家では急遽メガネを新調したり、衣類を購入するなど慌しく準備に追われました。
学位審査から留学出発まで1週間も無かったため、札幌で殆ど準備が出来ていなかったのです。
(実はストックホルムの滞在先ホテルすらまだ予約していませんでした・・)
ともあれ、なんとか荷物は纏められて、夕食は壮行会としてすき焼きをいただきました。
翌朝9時過ぎに関空に到着。両親がここまで見送りにきてくれていて、しばしの別れに後ろ髪を引かれながら出国審査場へと向かいました。この日の関空は中国の春節時期と重なり、大混雑でした。行列に並ぶこと約1時間でやっと出国審査を終えられました。
私が最後に海外旅行したのは、中学2年生当時の2000年、それから16年経ち、出国審査やら国際線の搭乗手続きやらの手順をすっかり忘れていましたが、ここまでは順調に来れました。
フィンランド航空の搭乗ゲートは長い関空の旅客ターミナルビルの北端にあるため、ゆりかもめ方式の電車に乗って移動します。この電車に乗るのもかなりの久しぶりでした。
出発の40分ほど前にターミナルビル北端のゲート付近に到着しました。
こちらが今回の乗機、フィンランド航空078便 エアバスA330-300 (OH-LTN)です。
昔はフィンランド航空といえばマクドネルダグラスMD-11のイメージでしたが、今ではすっかりエアバス機が定着しました。
さて、このあといよいよ搭乗となるのですが、ここで思わぬサプライズが待ち受けていたのでした・・。
その2へ続く。
何を書こうか思案しているうちに、気が付いたら日にちが経っていた次第です。
何も書かないで時が過ぎていくのも寂しいですので、ここで長期連載を初めてみたいと思います。
去年春から、いずれ書こうと思っていたスウェーデン短期研究留学の際の旅行記を、今回から数回~数十回に渡って書いていこうと思います。
私は去年の2月から3月にかけての1ヶ月間、スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所というところに短期訪問研究員として滞在しました。カロリンスカ研究所はノーベル医学・生理学賞の選考委員会があることでも有名な、ヨーロッパ最大級の医学研究所です。
博士課程当時の共同研究者の知人がこの研究所で准教授をされていて、先端的な解析手法を学ぶための留学でした。留学すること自体は実は2014年の春に件の准教授が来日した際に約束し、費用も用意していたのですが、当時投稿していた論文の受理が遅れに遅れたため、結局博士の学位審査終了後の短期間の留学となってしまいました。しかしながら、僅か1ヶ月、されど1ヶ月、スウェーデンでの滞在は私にとって恐らく生涯忘れえぬ素晴らしい思い出となりました。
スウェーデンで体験し、体感した思い出を記憶に留められるよう、このブログに纏めていきたいと思います。
2016年2月10日朝、私は札幌市手稲区にある知人宅を出発しました。実はこのとき既に自宅アパートを引き払っており、知人宅に居候させてもらっていたのでした。車で最寄駅の稲積公園駅まで送ってもらったのですが、途中で荷物を忘れたことに気付いて2回家に引き返してもらうなど、いつもながらバタバタした出発でした。
快速エアポートで新千歳空港に到着、日本航空2500便でひとまず関空に向かいました。
スウェーデンへは日本から直行便が飛んでいないため、フィンランドかデンマーク経由が最短ルートとなります。この旅では関空発のフィンランド航空便を利用しました。
この日の札幌近郊は冬型の気圧配置が強まり、大雪となっていました。
断続的に空港の滑走路が閉鎖されて除雪が行われており、飛行機の出発は1時間以上遅れました。
11時45分頃に新千歳空港を出発、吹雪の中を離陸しました。
上空の天候は良好で、綺麗な機窓風景を楽しめました。写真は函館上空通過時の様子です。
ちなみに機材はボーイング737-800 (JA347J)でした。
午後2時頃、関西国際空港に到着。
フィンランド航空便は翌日の正午頃に出発予定だったので、この日は留学の準備を整えるため、一度三重の実家に向かいました。
実家では急遽メガネを新調したり、衣類を購入するなど慌しく準備に追われました。
学位審査から留学出発まで1週間も無かったため、札幌で殆ど準備が出来ていなかったのです。
(実はストックホルムの滞在先ホテルすらまだ予約していませんでした・・)
ともあれ、なんとか荷物は纏められて、夕食は壮行会としてすき焼きをいただきました。
翌朝9時過ぎに関空に到着。両親がここまで見送りにきてくれていて、しばしの別れに後ろ髪を引かれながら出国審査場へと向かいました。この日の関空は中国の春節時期と重なり、大混雑でした。行列に並ぶこと約1時間でやっと出国審査を終えられました。
私が最後に海外旅行したのは、中学2年生当時の2000年、それから16年経ち、出国審査やら国際線の搭乗手続きやらの手順をすっかり忘れていましたが、ここまでは順調に来れました。
フィンランド航空の搭乗ゲートは長い関空の旅客ターミナルビルの北端にあるため、ゆりかもめ方式の電車に乗って移動します。この電車に乗るのもかなりの久しぶりでした。
出発の40分ほど前にターミナルビル北端のゲート付近に到着しました。
こちらが今回の乗機、フィンランド航空078便 エアバスA330-300 (OH-LTN)です。
昔はフィンランド航空といえばマクドネルダグラスMD-11のイメージでしたが、今ではすっかりエアバス機が定着しました。
さて、このあといよいよ搭乗となるのですが、ここで思わぬサプライズが待ち受けていたのでした・・。
その2へ続く。
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