oil 40x50cm 2013
若い頃、ミレーの展覧会に行き、この絵がとても好きになり、この絵のポスターを購入し自室の壁に飾っていた。後年これを模写しようとは思ってもみなかった。模写ができるとも考えていなかった。というよりも絵画に対する関心がまるで自身の中に存在しなかったからである。いつか日本人は絵画など実生活において何の意味もないかに考えるようになったようであり、自分も例外ではなくその文化に侵略されていた。中学生時代まではまだ絵画の楽しみを知っていたにもかかわらず高校に進学してからはすっかりそのような世界が存在することも忘れてしまっていた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます