野菜は近所から新鮮な野菜をいただけるし、お金の要らない生活です。
物欲がなくなり、心だけが自由な楽しい満足の日々が過ぎて行きます。
クリスマス会がボランティアで土曜日にあるし、BS放送で10日間2時間の録画を快く引き受けてくださった友の好意に感謝の気持ちを表したいと思い、買い物に出かけてきました。
例のごとく母には置手紙を書いて、それを見ながら「買い物に行ってきますね~♪
お土産も買ってくるから愉しみに~
留守番をお願いしますね(^^)」と朝の片づけが終わって声をかけました。
「はいはい、気をつけていってらっしゃい~♪
お小遣いはあるの?」という返事が返ってきました。
お金のことを口にしたのは何年ぶりかしら~と驚いてしまいました。
お金は大事と思うのか、財布から一枚ずつ出してティッシュで包むのです。
カバンの中はちり紙だらけ~~
片付けてあげようと思うと、紙でいっぱいになっていて、どれに何を包んでいるのか一枚一枚広げてみてゴミをより分けないといけないのです。
認知症の特徴の一つです。
お菓子の食べ残りやおかずの残り物など、毎月帰って来てまずすることはバッグの中身の整理でした。
ヘルパーさんはそこまで手は出せませんから娘の仕事です。
情けない思いでお金を財布に入れなおしていました。
人間を卒業するのって、こんな姿をさらけないといけないのね~って・・・
手提げカバンがティッシュでパンパンに今はなっていません。
それが何よりも目に見える回復の証です。
まして、買い物に行くという娘の財布の中まで気遣うことが出来るなんて、私にはすごい驚きでした!
「ありがとう~♪
お父さんにもらったのがたくさんあるからねえ~」と安心させました。
漢方薬の行商を父はしていましたから、母は家計費をその都度父からもらっていたのです。
一番分かりやすい言葉なのです。
安心した柔和な顔に戻りました。
毎日のドライブに分厚い靴下のまま履ける何か良いものはないかと思っていたので、真っ先に履物を探しにいって、すっぽりと履き易い軽いブーツを見つけました。
そしてついでに私の散歩用のスニーカーと。
贈り物は値打ちの分かるブランド物が良いと思い、わざわざ熊本空港の近くまでのんびりと出かけてきました。
竹田には品物がないと思うのです。
大分市まで行くのは慣れてないので、熊本を選びました。
信号がないのでスムーズに走れます。
熊に注意という怖い看板も見えました。
オーム真理教で有名な波野村も通ります。
渋滞がないので快適なドライブができました。
思いつくままに必要な買い物も出来たし、心豊かに優雅な時間を過ごして来れました
自然の中にどっぷり浸っている体には文化生活は心地よい刺激で、たまにはまた出かけようと目の保養の一日でした
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