人間賛歌・もっちゃん4649

喜びの湧く源

朝から時折小雨の降る中を順調にきれいに重機を使って作業を進めてくださいました。

コンクリートを剥いで地面が見えたときに、ほっと自分自身生き返った思いがしました。

「良かった~~♪」と思わず口走ってしまいましたもの~

墓地の基礎工事をしてくれた人が来ていたので挨拶をすると、
「ここは人家の近くでいいとこやけど、山の墓地ではみんな草が生えんようにコンクリートを打つのが常識やけど、めくってくれと言われたのは初めてや~
2倍時間がかかったわ~」と正直な感想を聞かされました。

「いろんな考え方があるからねえ。
お墓参りを足しげく、草に負けないようにしなさいと言う考えが奈良にはあるから♪」とだけ答えておきました。

草に負けないようにするには毎週かもしれない~?
ここで生活の基盤をじっくりと腰を下ろせてやれるのだから、私も実行できるなあと思いました。

連れ合いが父を亡くして30年、毎週日曜日にお墓参りを続けていました。
継続は力なりと本当に思うし、不言実行のなかなかできることではないなあと傍で感じていたのです。

徹底した掃除を時間をかけて行っていました。

墓石に苔を生やしてはいけない~(金タワシとスポンジタワシを持っていきます。)
水をかけたらきれいなタオルで拭き取る~
砂に草が芽を出したらすぐに抜き取り、箒の筋目をつけて仕上げる~

線香を供える係りが私でしたが、きれいな筋目の砂の上に足跡をつけるのが悪いくらい彼の仕事は完璧なのです。

大まかな性格の私には真似の出来ない繊細さだと思ってみていました。

でも、大きな守りをいただいてまず健康で、二つの会社の頂点に立ち、バリバリと活躍できている今の姿は先祖の守りがあるからだとしか思えません。
人の3倍の働きをしていますから~

お墓参りは彼のストレス解消法だったのだろうと感じていました。
心を澄ませて新しい1週間を迎え、また先祖に感謝して次の英気を~の継続だったのでしょう。

遠く離れてみて、気付かなかった良さがこまごまと見えてきました。

言われるままにくっついていってお墓参りをしていただけの私でした。
心から出たことではなく表面を繕う体裁の行動を私はしていたに過ぎないのです。

お墓の土の表面をいま再度見た時の感激は、彼の無言の教えが体の芯に焼きついていたからなんだと思い知りました。

お墓は草が生え日が当たり、土の上に大の字で人が休んでいる形の字なんだとしっかりと心の奥に収まっていたのです。

草が生えたら面倒だとコンクリートで覆ってしまって申し訳なかったと心底からお詫びしました。

今日は川砂を敷き詰めてもらう日です。
お墓参りが大きな楽しみにこれからなることでしょう~

PS
週1回のお墓参りはあれから2年半過ぎた今も実践できています。
門前の小僧でしたが、連れ合いの無言の教えを真似ているだけの単純なことだけど、母が元気に過ごせているお礼を述べると気持ちがすっきりときれいに収まるから不思議なんですよ~
大きなこれが喜びの湧く源だと感じているのです~

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コメント一覧

もっちゃんです
直観力の優れた人
tuyosiさんに理解してもらえて、もっちゃんもす~っとしました~

連れ合いは直観力の優れた人なので、間違いなくそれは本当のことです。

指摘されたら即実行したら間違いありません。

安心の境地に導かれますから~ね!
tuyosi
気になる事は
もっちゃん、こんばんは~
ご先祖様のお守り、お墓の事って本当に大変なですね
今の世の中今の生活に追われてしまい
ご先祖様に感謝の気持ちもついおろそかになってしまい
反省することばかりです

お墓の周りのコンクリートが取れて良かったですね
きっとご先祖様も喜んでいるでしょう
こうしてブログ読ませていただいているだけでもなんだか
気持ちが軽くなったように感じます。
もっちゃんです
自分を語る強さも
さとちゃん、こんにちは~

今日は琴線に触れる良いお話を承りました~
ありがとうございました~

学級経営を35年あれこれやってきましたが、己を語ることの大切さを痛感してきました。
安心して自分をさらけ出せる学級集団になると、いじめや不登校はなくなります。

自分を語る強さも自信ある生き方につながりますからね~

重くうれしく受け止めることが出来、さとちゃんをよけいに身近に感じられましたよ~

二人のお子さんのご立派なこと~

負けて勝つとか負けるが勝といいますが、さとちゃんの奥様の操縦法も正解です~
賢い奥様ですから、結構正しいことを主張なさっていますからね~
良く聞いてあげて満足させてあげてくださいね~

安心して甘えている姿だと思えば、かわいいでしょ~?
もっちゃんへ
連れ合い
連れ合いを信じておられるのが
よくわかります。
何より何時も見方になってくれているのが
とてもいいですね。もっちゃんの様に
奈良での生活に於いて心細い時も多々あったと思いますが
そんな時笠になってくれていたような
そんな夫婦の姿が想像されます。
これからもぜひ連れ添いを信じて
行って下さいね。花瓶が一度割れたら
元には戻らないらしいですが
私夫婦の場合13年前ごろあることがきっかけで
私の心の中に離婚を考えたことがあります。
息子が高校に行く前でした。
しかし離婚した場合子供の2人のことを思えば
思い止まる以外の選択はありませんでした。
その時子供に「お父さんは離婚はせんよ」といい
冷え切った夫婦でしたのでその時
妻に言いました。旅行をしょうと。
その時私としては離婚はしないが
けじめだけははっきりしたかったのです。
宮崎に行きました。この旅行は離婚旅行と
再婚旅行が同時にある不思議な
旅行でした。妻に一度離婚をいいその後
再婚を求めたというとても理解できないものでした。
旅行から帰る時は新たなスタートでした。
2人の子供をしっかり育てようという新たな
目標を作り。再出発を私たち夫婦はしました。
あれからもう
十数年が過ぎ何時まにか普通の夫婦になっています。
息子も私は夜間でしたが昼の神戸大経済を卒業し
現在文部科学省におります。又娘も大分大教育を出て
一児の母になっており、それぞれ自立しています。
2人の子供を無事育てたことは妻に深い感謝の
気持ちが大です。今連れ添いがいることがどんなに
いいか歯をかみしめ、しみじみ私のとった判断は
間違いなかったと思います。ついて来た妻に
重ねて有難うと言いたいです。最近肩がこる
というのであんまをします。何時も小言になにかにつけ
文句をいいます。1日こんなことが10回ぐらい
ありますがもう慢性疾患になり妻の小言を
聞かないと落ち着かない私になってしまいました。
それでももういいんです。歳が開きすぎている
勢か持ち物が違う勢か平行線気味です。
これでいいんです!?!?。
    また一人話でした。何時もどうも
     もっちゃんへ
         佐藤より 失礼します。
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