故郷の確保 （２００６年５月の自分史）

田植えの準備が始まっています。

連休の初めに苗代を作っていたのに、一月も経たないうちに早いもので青々ときれいに

そろった苗が出来上がっているのですよ


今はすべて機械化～

１枚が２町歩とか５反以上とか広い田に基盤整理ができあがり、機械作業が出来るように

耕地の登記簿が完了しました。


我が家は２反５畝なので、三軒分を合わせて広い一枚になっています。

従兄弟の管理でお願いしていますが、まもなく８０近い高齢ですから農協の管理になるようです。


日照と水と土壌に恵まれているので美味しい特等米の産地ですから、休耕田にはしません。


村を離れた家の田も農協の管理となるようです。

先日、水路利用分担金という徴収名簿が配布されました。

そこには幼なじみの懐かしい名前もありました。

高校を出てから別府で生活をしているとかで一度も会ったことはないのですが、

不動産として残しているのです。


我が家も母がいなくなったら農協に耕作地の管理を委託することになるのでしょう。

先祖から受け継いできたものは残しておきたいですものねえ～

不動産があるから故郷としての愛着もあるし、父や祖母を懐かしく思い出せるのです。


同級生が大阪の池田で定年を迎えました。

故郷に帰りたいと思うけど、妻や娘の故郷は竹田ではないから～！と言われたそうです。

大きな家屋敷は市に寄贈する方向で残しておきたいと聞きました。


私も妹たちが帰れる故郷を確保しておいてやりたいと願います。

別荘の新築や墓地の整理はそのためのものでした。


第２の人生を安心と満足なものにするための基礎作りはすべて出来ました。

恵まれているなあ～って感謝しています


次男を実家の後継者に名目上は決めています。

不動産はその土地で先祖が培ってくれた信用ですから、守って残していけるように

教えたいと思います。


当分は優雅に楽しませていただきますね～


今朝は今にも雨が降りそうなお天気です。

薄ら寒さすら覚えます～


母が風邪を引かないように　気をつけてあげようと思っています。


あなたもお元気でね～




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