人間賛歌・もっちゃん4649

メールの多い日

みどり学級の元相棒だったI先生からメールが届きました。

私が退職する1年前に市内に転勤なさって以来の音信でした。

情緒障害児学級のMちゃんの担任でしたが、献身的な指導をなさり保護者の信頼を得ておられました。

Mちゃんの成人式の来賓として招待を受けたことについてのお尋ねだったのです。

Eちゃんの成人式に以前私が招待されていたことを思い出してくれたようでした。

奈良のいやなところは金銭の額で心を表示するところです。

手ぶらで行ってもいいのか~と思う前に、成人式を迎えるまでに大きく成長した喜びを分かち合いたいという気持ちを大切にしてほしい~

あの人がこれだけ祝いを出すのなら私は~と他人と比較するやり方が大嫌いでした。
自分の出来る範囲の真心を形に表わせばいいのに・・・

「Mちゃんとの再会を大いに楽しんでらっしゃい~
お祝いの言葉を述べる時間があるので、心積もりしておくといいわよ~」とアドバイスをしました。

今は普通学級の担任ですが、みどり学級での経験を活かして指導に当たっているとのこと~
年々、常識が通じなくなっているような感じで、大変な日々だと言うこと・・・など

二人の娘さんはもう高校生になっているんですって~
オドロキ~

私が年を取るはずだわ~と改めて思いました。

奈良に帰ったら連絡ください~
お会いしたい~と言ってくれました。

やはり同士はありがたいなあ~としばし当時のことを思い起こしていたのでした。

年賀状の差出人にメアドを記しておいたので、メールの多い日でもありました。

実家の筋向いから奈良の2駅向こうに結婚して団地に家を建てた女性がいます。
5歳違いで姉のように慕ってくれていたのです~

彼女の母も10年近く入院が続いていて、弟夫婦は共働きで学校に勤めているので、見舞いに帰ってきても家に立ち寄ったことがないようです。

「去年の秋も訪れたけど、意識が薄く私とわかったかどうか・・・
なにかもっと早くしてやれることがあったのではと自責の思いです~」と本音を記してありました。

衰えていく親を見舞うことはとても辛い~
実家にも立ち寄れないままに奈良に帰っていく時の淋しい気持ちも痛いほどわかる~母親は80歳を過ぎたくらいかしら~?

今度帰ってきたときは私が待っているからゆっくりと泊まっていってね~って返信を出しました。

故郷は心癒される場所で、山や木や空は昔と変わりなくそこにいつまでも在るのだから!
幼いときの思い出を語り合いたいわねえ~

そう願っています

今日は入浴介助が午後にあるので、やっとまともな会話が出来ると朝から楽しみにしているのですよ~

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