人間賛歌・もっちゃん4649

ありがとう!命の灯火を ('10年1月29日の自分史)


‘母の命の灯火を 新年に繋いでくれてありがとう!’


これが妹たちからの新春を迎えたときの挨拶でした


93歳の祝福の薔薇に包まれて 満足な穏やかさでカメラに収まっていた母に

180度の暗転がその日に起ころうとは 誰にも予測はつきませんでした(-_-;)






丁度 その日は秋の大相撲の真っ最中でした


誕生日の赤飯や尾頭付きなどの祝い膳も整い クウの散歩の後にゆっくりと

夕食までの時間をベッドの横に二人並んで 大相撲観戦を楽しんでいたのです


5時半近くだったと思いますが その日に限って郷土力士の嘉風の相撲と 

少し間をおいて垣添の取り組みがあり この2番ともに物言いが付いて

判定が難しかったのです


贔屓目の応援ですから力が入ります

私たち二人は外野席ですから ワイワイがやがやと郷土力士の有利なように

勝手なことを嘴って楽しんでいました


ふと 横に寝ている母の息遣いが荒く 目をとじているのに気付きました

吐く息が多くって 吸う息の間隔が遠いのです


驚いてしまい

顔を近づけて「大丈夫~?」と声かけをするのですが

見る見る顔面が蒼白になり 唇の色が紫色になってきました


夕方のことでよかった!

真夜中だったら訪問看護師センターの連絡もこんなにスムーズにはいかなかったはず・・・と

他にもいくつもの偶然が重なって わずか10日間の入院で退院することができました


入院時には脈拍が25前後になり 体温は34度7分で意識は混濁状態です


眠らせてしまったら 永久の眠りに就いてしまうと 私も極限状態でした


「今夜が峠だと言っても過言ではないから、会わせたい人に連絡をして~」と

主治医に耳打ちされました


土・日が勤労感謝の日に続く時でしたので 母の兄弟姉妹や子供・孫たちが慌てて駆けつけて

いざとなればこんなにたくさんの方を呼び寄せる力を持っていたのかと

内心驚かされたものでした


妹3人は両親からの素晴しい贈り物だったと 初めて身に沁みてありがたいと感じました


私一人が母を抱えているのではないと 気持ちが軽くなったのを覚えています


退院してからは前以上に母の傍を離れられない気持ちが強いのですが

おかげで平穏な日々が年末から年始にかけて続いています


昨日は訪問看護師さんの往診日でしたが

「娘さんのストレスは溜まっていませんか~?」という問いかけに

「ありがとうございます!

花々に癒され、レース編みを楽しめ、ネットで優しい心の交信が優雅にできる日々を

母に与えてもらえていますから、もしお時間が許すならゆっくりと花庭の散策を

お楽しみくださいな~(*^^)v」と 椿と蝋梅の下に案内させてもらえたのです


大きな試練を潜り抜けたら それ以上に心安らぐ喜びを神様は用意してくださるのですねえ


喜びの命の灯火を一日でも長く 守りたいと意欲を燃やしている朝です


カプチーノと言うコーヒー色のシンビジュームの花鉢が昨日 友から贈られてきました


後でアップして 見ていただきたいとワクワクしています

では またね~^^


シンビジューム(カプチーノ)です










PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の(画像)掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにお待ちしています(*^_^*)



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