前庭がひときわ賑やかに美しく輝いています。
素晴らしい五月の朝の訪れ~
一葉ごとに朝露のランプが光をともし、前の山は薄いベールを身にまとっています。
聞こえるのは小鳥のさえずりのみ~
人も車もない、静まり返った現実離れの自然の真っただ中に一人います。
お日様を感動の面持ちでお迎えし、
「ありがとう~
大切に新しい日を使わせていただきます♪」
と 感謝の言葉を捧げてきたところです。
母はデイサービスに元気よく出かけてくれて、半日の自由時間を私は与えてもらえました~
元気に4時に帰ってきました~
血圧測定を見ると、130と60で特に変化なし。
帰るなり横になり、そのまま夜8時まで起き上がってきませんでした。
やはり人の中に出ると緊張して、母なりに気遣いをしながらがんばって過ごしたので疲れているのでしょう。
この意識を持てることが認知症には良い刺激となり効果があると思います。
今朝は5時半に私の部屋まで来て、覗いていました。
昨夜はぐっすり休めたので、いつもより早く目が覚めたようです。
元気そうですから心配要りません~
今日はワラビ採りに行こうと誘いを受けていますが・・・
3日前に従姉妹たちと半日お喋りをする中で武勇伝を熱心に聞いてしまい、
その後遺症が私の中に残っているのです。
クミちゃんという私が入学する時に6年生だった従姉妹で、春の遠足で
手を引いてくれた優しい活発な人の武勇伝なんです。
ゼンマイという山菜採りの名人で、自分の穴場をもっています。
10キロの重さを1キロくらいに乾燥させて出荷している専業農家の嫁。
野山のことは知り尽くし乗り越えています。
ゼンマイの株の周りにはマムシという毒蛇がとぐろを巻いているのが普通で、
人は怖がって近づかないけど クミちゃんはまず「獲る!」事からはじめるそうです。
名人だそうです。
見かけたら獲らないと次回足を踏み入れられないから勝つために真剣勝負を挑むそうです。
マムシの好きな人がいてお土産にあげるそうで、なんとも怖い話でした。
その話を隣の姉さんと昨日の夕方していたら、
「裏のバイパスのところで朝早く車に轢かれていたのを見たよ~」
と聞いてしまいました。
うわ~っ!!
くわばらくわばら~
クウはクローバーやレンゲやヨモギの草むらが大好きで 腹ばいになって体温を調節していることが多く、
気持ち良さそうにじっとして私を見上げています。
その様子を見るとなんとも気持ち良さそうなので私の癒されるひと時なんですが、
怖くってこの話を聞いてから散歩コースを歩けなくなりました。
10何年か前の奈良での大蛇事件が蘇えってきたのです。
老木の紅葉
お父さん、「大和の家」でお話した中前栽にある樹齢三百年以上の老木の紅葉の事を聞いてもらいますね~
まだ現役中のことなのでもう10年以上前になりますが・・・
2学期が始まってすぐのことで、忘れもしません。
9月7日、土曜日の朝でした。
文化部長だったのでPTAの作品展に自分も出品しようと思い、夏休みにレース編みを編み上げました。
それを今日こそは忘れずに持っていこうと考えながら朝の支度をしていた時のことでした。
窓の外の軒下にインコの鳥かごを朝からぶら下げておいたのです。
もう9月に入り涼しくなっているから、家の中に閉じ込めておくよりはこの方が過ごしやすいのではないかと思い、
初めて外にぶらさげました。
鳥かごの方が異様に騒がしいので目をやると、たいへんなことが起きていました!!
庇から鳥かごの上まで来るのに1メートル、籠の上で2重にグルリとなり、それで40センチ、なお籠の周囲から中のインコを
ねらって四方から鎌首を柵の間に入れられないかと探りを入れているのが40センチ、なおも庇の中にしっぽはまだいくらかは入っています。
合計2メートルはある大蛇がインコをねらっていたのです
私はびっくりして、長い柄の座敷箒を取りに行きました。
追っ払うためにです。
戻ってみると蛇は姿を消していました。
まだ、近くにいるにちがいありません。
慌てて鳥かごを廊下に入れて網戸を閉め、私が出かけても蛇が中へこないように廊下に降ろしました。
「これで大丈夫。」と安心して化粧を続けて、15分くらいして何気なく外を見ると、さっきの蛇が庇から1メートルほど身体を棒のように真っ直ぐに伸ばし、頭の先は鳥かごをねらっているのです
網戸だから入れないと私は思っていたのですが、ずっと同じ姿勢でその後20分ほど、青黒い舌をヒラヒラさせて、目は歌舞伎の役者みたいに黒く縁取りしてあるし、角のような突起が目の上に1本あるし、何とも恐ろしい形相の蛇と対峙していたのです。
大分の田舎でたくさんの蛇を見て育っているからそんな怖いことはないのに、その夜から蛇の夢を見始めました。
体の中に耳や鼻や毛穴から蛇が入ってくる夢~
学校に行かないといけないのに、何十メートルに渡って蛇がぎっしり道にあふれている夢~
岩山のがけによじ登っている蛇がその下の道を歩くと、バラバラ足許に落ちてくる夢~
毎晩有り得ないほどの蛇の襲来でした。
「また昨夜も蛇の夢だった~」と主人に言い続けること20日間。
とうとう怖い夢に悩まされているのを見かねて、主人が28日に霊能者を家に来てもらったのです。
その先生のいわれる事には
「中の前栽に紅葉があります。樹齢300年以上の老木ですから幹の中に空洞が二本できています。
そこを住処としながら、三輪山から巳さんが修行にきているのです。」ということでした。
今は銀色に成長して「白天竜」という名前もついているそうです。
その紅葉の木の周りにお酒、お米、塩をお供えしてお願いすれば、お金に不自由はありませんよ。」という話でした。
それからどうなったと思います?
忙しいからだれもそんなお供え物をして祀ることはしませんでしたが、どんどん主人が要職につき次の年の4月には常務となり
給料も私の3倍ほどになりましたからねえ~
びっくりしてしまいました。
仕事の延長線上に新しい会社の創設話もまとまり、新会社を7年前に興し今現在従業員も20人を超え軌道に乗ったようです。
二つの会社のバランスを取りながら仕事を趣味といい、忙しく楽しそうに元気でやっています~
20日間毎晩怖い思いをしましたが、白天竜の存在を知らしめるための夢だったようです。
この出来事以来、すっかり強運の私ということが家族内に定着しました~
お父さん、不思議でしょ?
信じてくれます?
昨夜不参加の電話を入れました。
ワラビ採りで山野を歩く勇気が全くありませんと言って・・・
どうしましょう~
ここ3年前くらいから野草の撮影会で野山を歩いても全く恐怖心を感じなくなっていましたのに・・・
山の師匠の案内があれば一度も普通の蛇にも出会ったことがありませんでした。
今思うと不思議なくらいに~
山守の人には何かおまじないがあるのかしら?
草の中に平気で入っていって遊ぶクウを守ってやらないといけません。
これからは広いバイパスの道の真ん中を紐を短めにもって散歩しますね~
充分気をつけます!
従姉妹の話を聞かなければよかったとさえ思うほどです~
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