1985年10月5日付ビルボード All American Top40、これで3週目の1位の大ヒットになりました、Dire Straitsの"Money for Nothing"。Dire Straitsですが、1978年にリリースしたデビューシングル"Sultans of Swing"がいきなりの4位を記録、それ以来、アルバム・シングルを発表しますが、アルバムはヒットするものの、シングルはTop40入りせず、この曲がなんと7年ぶりのTop40ヒットとなり、もちろん初めてのNo.1獲得です。
2位は前週と変わらず、これで3週目の2位、Kool & the Gangの"Cherish"。Kool & the Gangですが、デビューは1960年代、70年代初めから数多くのTop40ヒットを持っており、1980年にNo.1を記録した"Celebration"を含め、この曲で18曲目のTop40ヒット、5曲目のTop40ヒット、3曲目のTop3ヒットになりました。
3位は5位からアップ、Ready For The Worldの"Oh Sheila"。Ready for the Worldですが、アメリカ出身の6人組R&Bグループ。デビューアルバムからの3曲目のシングルにして初めてのTop40ヒットが3位まで上がってきました。
4位は7位からアップ、A-haの"Take On Me"。A-haでしが、ノルウェー出身のポップバンド。デビューシングルで、4位まで上がってきました。
5位は6位からアップ、Madonnaの"Dress You Up"。皆さんご存知Madonnaですが、この曲は、"Like a Virgin"、"Crazy for You"の2曲のNo.1ヒットを含め、超大ヒットアルバム『Like a Virgin』から4曲目のTop5ヒット、通算8曲目のTop40ヒットで5曲目のTop5ヒットです。
この週ついに3週目のNo.1を記録する大ヒットになりました、Dire Straitsの"Money for Nothing"。最終的にはこの3週間の1位、年間チャートは8位、Dire Straits復活の超大ヒットになりました。
Dire Straitsですが、イギリス出身のロックバンド。リードギターでボーカルのマーク・ノップラーが中心のバンドです。
デビューは70年代中頃、デビューアルバム『Dire Straits』のリリースは1978年、そのアルバムからのファーストシングル・デビューシングルですね、の "Sultans of Swing"が全米、全英でいきなりの大ヒット、ビルボードで4位を記録します。シングルのヒットでアルバムもまたヒット、アルバムチャート2位を記録します。
ダイアー・ストレイツの音楽はオリジナリティあふれた不思議な音楽でした。流行していた音楽とは全く異質の、独自の音楽でした。
ギターの音も、すぐにマーク・ノップラーだとわかる、特徴的な音、弾き方でした。
ところが、シングルのTop40ヒットは"Sultans of Swing"1曲のみ、ファーストアルバムの後、3枚のアルバムを出しますが、アルバムはヒットするものの、シングルヒットには恵まれませんでした。
一発屋で終わったかに思えたところ、1985年にリリースした彼らの5枚目のアルバム『Brothers in Arms』が突然の大ヒット、シングルとアルバム、両方が1位となる奇跡の復活を遂げます。
"Money for Nothing"ですが、曲の作者はMark Knopflerと、Stingです。なんという異色の組み合わせ、驚きました。二人のコラボが大ヒットにつながりました。Stingは、曲とともに、バックボーカルでも参加しています。
アルバムバージョンは7分を超える大作、イントロから凝った作りになっています。渋いマーク・ノップラーのボーカルも健在です。
アルバム『Brothers in Arms』は9週間のアルバムチャートNo.1、1985年の年間チャート27位、86年には年間5位の2年連続の年間チャートインする特大のヒットアルバムとなりました。
その後、バンドとしての活動は低調となり、91年になって次のアルバム『On Every Street』をリリースしますが、これが最後のアルバムとなり、バンドとしての活動を停止します。
1985年のLive Aidでは、スティングとともにステージに登場、動画で見ても素晴らしいステージだったですね。マーク・ノップラーのギターはなんとカッコいいことでしょう。
今週 先週 song / artist
1 1 MONEY FOR NOTHING / DIRE STRAITS
2 2 CHERISH / KOOL & THE GANG
3 5 OH SHEILA / READY FOR THE WORLD
4 7 TAKE ON ME / A-HA
5 6 DRESS YOU UP / MADONNA
6 9 SAVING ALL MY LOVE FOR YOU / WHITNEY HOUSTON
7 3 FREEDOM / WHAM!
8 10 LONELY OL' NIGHT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
9 11 DANCING IN THE STREET / MICK JAGGER & DAVID BOWIE
10 15 PART TIME LOVER / STEVIE WONDER
11 4 DON'T LOSE MY NUMBER / PHIL COLLINS
12 16 FORTRESS AROUND YOUR HEART / STING
13 22 MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER
14 20 I'M GOIN' DOWN / BRUCE SPRINGSTEEN
15 8 ST. ELMO'S FIRE(MAN IN MOTION) / JOHN PARR
16 18 CRY / GODLEY & CRÈME
17 14 DARE ME / POINTER SISTERS
18 19 C-I-T-Y / JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND
19 24 LOVIN' EVERY MINUTE OF IT / LOVERBOY
20 28 HEAD OVER HEELS / TEARS FOR FEARS
21 13 POP LIFE / PRINCE & THE REVOLUTION
22 12 WE DON'T NEED ANOTHER HERO(THUNDERDOME) / TINA TURNER
23 30 FOUR IN THE MORNING / NIGHT RANGER
24 29 THE WAY YOU DO THE THINGS YOU DO / MY GIRL / DARYL HALL & JOHN OATES
25 25 EVERY STEP OF THE WAY / JOHN WAITE
26 17 THE POWER OF LOVE / HUEY LEWIS & THE NEWS
27 31 I'M GONNA TEAR YOUR PLAYHOUSE DOWN / PAUL YOUNG
28 36 BE NEAR ME / ABC
29 34 SUNSET GRILL / DON HENLEY
30 37 ONE NIGHT LOVE AFFAIR / BRYAN ADAMS
31 40 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
32 39 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
33 38 AND WE DANCED / HOOTERS
34 44 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
35 21 INVINCIBLE(THEME FROM THE LEGEND OF BILLIE JEAN) / PAT BENATAR
36 43 YOU ARE MY LADY / FREDDIE JACKSON
37 42 COMMUNICATION / POWER STATION
38 46 NEVER / HEART
39 48 ST. ELMO'S FIRE (LOVE THEME) / DAVID FOSTER
40 47 BOY IN THE BOX / COREY HART
2位は前週と変わらず、これで3週目の2位、Kool & the Gangの"Cherish"。Kool & the Gangですが、デビューは1960年代、70年代初めから数多くのTop40ヒットを持っており、1980年にNo.1を記録した"Celebration"を含め、この曲で18曲目のTop40ヒット、5曲目のTop40ヒット、3曲目のTop3ヒットになりました。
3位は5位からアップ、Ready For The Worldの"Oh Sheila"。Ready for the Worldですが、アメリカ出身の6人組R&Bグループ。デビューアルバムからの3曲目のシングルにして初めてのTop40ヒットが3位まで上がってきました。
4位は7位からアップ、A-haの"Take On Me"。A-haでしが、ノルウェー出身のポップバンド。デビューシングルで、4位まで上がってきました。
5位は6位からアップ、Madonnaの"Dress You Up"。皆さんご存知Madonnaですが、この曲は、"Like a Virgin"、"Crazy for You"の2曲のNo.1ヒットを含め、超大ヒットアルバム『Like a Virgin』から4曲目のTop5ヒット、通算8曲目のTop40ヒットで5曲目のTop5ヒットです。
この週ついに3週目のNo.1を記録する大ヒットになりました、Dire Straitsの"Money for Nothing"。最終的にはこの3週間の1位、年間チャートは8位、Dire Straits復活の超大ヒットになりました。
Dire Straitsですが、イギリス出身のロックバンド。リードギターでボーカルのマーク・ノップラーが中心のバンドです。
デビューは70年代中頃、デビューアルバム『Dire Straits』のリリースは1978年、そのアルバムからのファーストシングル・デビューシングルですね、の "Sultans of Swing"が全米、全英でいきなりの大ヒット、ビルボードで4位を記録します。シングルのヒットでアルバムもまたヒット、アルバムチャート2位を記録します。
ダイアー・ストレイツの音楽はオリジナリティあふれた不思議な音楽でした。流行していた音楽とは全く異質の、独自の音楽でした。
ギターの音も、すぐにマーク・ノップラーだとわかる、特徴的な音、弾き方でした。
ところが、シングルのTop40ヒットは"Sultans of Swing"1曲のみ、ファーストアルバムの後、3枚のアルバムを出しますが、アルバムはヒットするものの、シングルヒットには恵まれませんでした。
一発屋で終わったかに思えたところ、1985年にリリースした彼らの5枚目のアルバム『Brothers in Arms』が突然の大ヒット、シングルとアルバム、両方が1位となる奇跡の復活を遂げます。
"Money for Nothing"ですが、曲の作者はMark Knopflerと、Stingです。なんという異色の組み合わせ、驚きました。二人のコラボが大ヒットにつながりました。Stingは、曲とともに、バックボーカルでも参加しています。
アルバムバージョンは7分を超える大作、イントロから凝った作りになっています。渋いマーク・ノップラーのボーカルも健在です。
アルバム『Brothers in Arms』は9週間のアルバムチャートNo.1、1985年の年間チャート27位、86年には年間5位の2年連続の年間チャートインする特大のヒットアルバムとなりました。
その後、バンドとしての活動は低調となり、91年になって次のアルバム『On Every Street』をリリースしますが、これが最後のアルバムとなり、バンドとしての活動を停止します。
1985年のLive Aidでは、スティングとともにステージに登場、動画で見ても素晴らしいステージだったですね。マーク・ノップラーのギターはなんとカッコいいことでしょう。
今週 先週 song / artist
1 1 MONEY FOR NOTHING / DIRE STRAITS
2 2 CHERISH / KOOL & THE GANG
3 5 OH SHEILA / READY FOR THE WORLD
4 7 TAKE ON ME / A-HA
5 6 DRESS YOU UP / MADONNA
6 9 SAVING ALL MY LOVE FOR YOU / WHITNEY HOUSTON
7 3 FREEDOM / WHAM!
8 10 LONELY OL' NIGHT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
9 11 DANCING IN THE STREET / MICK JAGGER & DAVID BOWIE
10 15 PART TIME LOVER / STEVIE WONDER
11 4 DON'T LOSE MY NUMBER / PHIL COLLINS
12 16 FORTRESS AROUND YOUR HEART / STING
13 22 MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER
14 20 I'M GOIN' DOWN / BRUCE SPRINGSTEEN
15 8 ST. ELMO'S FIRE(MAN IN MOTION) / JOHN PARR
16 18 CRY / GODLEY & CRÈME
17 14 DARE ME / POINTER SISTERS
18 19 C-I-T-Y / JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND
19 24 LOVIN' EVERY MINUTE OF IT / LOVERBOY
20 28 HEAD OVER HEELS / TEARS FOR FEARS
21 13 POP LIFE / PRINCE & THE REVOLUTION
22 12 WE DON'T NEED ANOTHER HERO(THUNDERDOME) / TINA TURNER
23 30 FOUR IN THE MORNING / NIGHT RANGER
24 29 THE WAY YOU DO THE THINGS YOU DO / MY GIRL / DARYL HALL & JOHN OATES
25 25 EVERY STEP OF THE WAY / JOHN WAITE
26 17 THE POWER OF LOVE / HUEY LEWIS & THE NEWS
27 31 I'M GONNA TEAR YOUR PLAYHOUSE DOWN / PAUL YOUNG
28 36 BE NEAR ME / ABC
29 34 SUNSET GRILL / DON HENLEY
30 37 ONE NIGHT LOVE AFFAIR / BRYAN ADAMS
31 40 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
32 39 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
33 38 AND WE DANCED / HOOTERS
34 44 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
35 21 INVINCIBLE(THEME FROM THE LEGEND OF BILLIE JEAN) / PAT BENATAR
36 43 YOU ARE MY LADY / FREDDIE JACKSON
37 42 COMMUNICATION / POWER STATION
38 46 NEVER / HEART
39 48 ST. ELMO'S FIRE (LOVE THEME) / DAVID FOSTER
40 47 BOY IN THE BOX / COREY HART
ダイアーストレイツのこの曲を収録したアルバム「ブラザー~」は名作だと思います。良く聴きました。
この曲のスタートの~i want my MTV~の部分をスティングの「高校教師」から引用しコーラスを本人につけてもらうという遊び心もあり好きな曲です(スティングはこのアルバムから制作から影響を受けて「..ナッシング~」の制作につながったらしいとか)
元々家電量販店の店員の言葉がヒントになりMTVを批判した曲でしたが1位になったのはやはり当時の時代拝見とユニークなPVが上手くマッチしたからでしょうか。(~因みにこのビデオを制作した監督はa-ha「テイクオンミー」と同じでどちらも面白いです)
しかし当時の日本タイトルは酷かったですね(笑)
デビューシングル「悲しきサルタン」、2ndアルバムの1ndシングルは「翔んでる!レディ!」でした(笑)
はい、今週は予想通り、間違いなくこの曲が来ると思っておりました。MTVが台頭してくるなか1985 年を代表するヒットになりました。ちょうど先週のAmrican Top40’80’sもこの曲が1位の時のチャート紹介で、矢口さんが当時のエピソードを語っておられました。マーク・ノップラ−はMTVを作るのがノリ気ではないところ、ビデオ監督のスティーヴ・バロン自身が説得の役をしたなどの話はおもしろかったな。まだRadikoのタイムフリーで聴けると思います(^o^)。
好きなバンドの一つです。
世代的に「悲しきサルタン」は知らなかったので、この曲で初めてダイア・ストレイツを知ることになりました。
「Money for Nothing」も印象深い80年代洋楽ソングですね。恐らくPVの印象が強烈だったので、余計に印象に残っているのかも。
コレ、スティングと共作だったんですね。知りませんでした。英国も独特のミュージシャン人脈がありそうですね。Live Aidでのスティングとの共演も全く認識してませんでした(苦笑)。
いやー、これはロックなんだすかね?
初めて聴いたときにギター🎸は凄く印象的ではあったのですが、例えば曲調は日本人には思い付かないように思えたのと、ボーカルが飄々というかテキトーに歌ってるような萌えのなさ、そしてMTVだの冷蔵庫だのロックらしくない言葉が聞こえる歌詞、それを楽しんでそうな豪華ゲストのスチング。
んで、なんでこれが1位に達したのか!?
とはいえ私もこれの魅力には参っているんですよ昔から、困ったもんです。
(´-ω-`)
たぶん抑揚は大してないのですが、サビまでもサビも好きになってしまったからかな?
意外にどっちかが好き、てのが多いですからね、うまくハメられたなー。
アルバムのラストのタイトルナンバー、後に聴いてみますけどみなさんどうでしたか?
私はジーンシモンズ来たのですが、どんな曲だったのかはモロに忘れてしまいました。一番イイ曲だったような気がしたんですけどね?
それはもちろんこの曲、絶対きますよ!
この年では忘れられない曲でありました。
まさかダイアーストレイツが1位になるとは、驚きました。
PVも凝っていましたね。それも大ヒットにつながったのでしょうか。
邦題、特に「悲しきサルタン」は勘弁してほしいですね。
もちろんこの曲は外せないでしょう。まさに85年を代表する曲ですよね。私もこの曲大好きでした。
この曲のヒットには、PVの出来の良さも影響していたのかもしれませんね。
お、この曲は初ですか。
"Sultans of Swing"の大ヒットからは7年もたっているのですよね。 "Sultans of Swing"の後が続かず、まさに一発屋で終わったかと思っていたところ、まさかの大復活のお。1獲得、それも3週連続の超大ヒットでした。アルバムも大ヒットでしたね。
PVは凝ってましたね。この曲が大ヒットしたのはPVの影響も大きかったのでしょうか。
スティングとの共作となっていましたが、音時さんのブログで知ったのですが、曲作り自体にはあんまりかかわっていなかったとのこと、バックボーカルはもちろんしっかりと入っていました。Live Aidでのスティングとの共演はカッコよかったです。
そうなんですよね、ダイアーストレイツの曲というか、歌というか、ギターというか、マーク・ノップラーさんの個性だと思うのですが、彼の音楽性は、唯一無二のものですよね。曲も歌もギターもすぐに彼のものだとわかります。流行にも左右されない、なかなかすごい方ですよね。
彼の曲には「はまってします」というのが一番合っているのではないでしょうか。