1984年7月21日付ビルボード All American Top40、これで3週目の1位はPrinceの"When Doves Cry"。Princeですが、初めてのTop40ヒット"I Wanna Be Your Lover"以来5曲目のTop40ヒット。これまでの最高のヒットが6位を記録した"Little Red Corvette"ですので、もちろん初めてのNo.1です。
2位は前週と変わらず、4週目の2位となりました、Bruce Springsteenの"Dancing in the Dark"。Bruce Springsteenですが、初めてのTop40ヒットは1975年の"Born to Run"、以来、5曲目のTop40ヒットで、1980年に5位を記録した"Hungry Heart"以来2曲目のTop5ヒットです。
3位は8位からアップ、Ray Parker Jr.の"Ghostbusters"。Ray Parker Jr.ですが、1978年、Raydioの"Jack and Jill"が8位を記録、1980年にはRay Parker Jr. & Raydioとして"A Woman Needs Love (Just Like You Do)"が最高位4位の初めてのTop5ヒット、ソロになって"The Other Woman"が最高位4位、この曲で3曲目のTop5ヒット、初めてのTop3入りです。
4位は前週と変わらず、Billy Idolの"Eyes Without a Face"。Billy Idolですが、デビューは1982年、デビューアルバムからのシングル"Hot in the City"が最高位23位を記録、次のシングルが最高位36位の"White Wedding"、そしてこの曲が3曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットになりました。
5位は3位からダウン、The Pointer Sistersの"Jump (For My Love)"。The Pointer Sistersですが、70年代初めから数々のTop40ヒットを持っていますが、Top5ヒットは78年に2位を記憶した"Fire"などこの曲で通算5曲目。大人気女性ポップスグループです。
この週4位はBilly Idolの"Eyes Without a Face"。最高位はこの2週間の4位。年間チャートは37位。この時点での彼の最高のヒットになりました。
Billy Idolですが、1970年代にイギリスのパンクロックバンド「Generation X」のボーカリストとしてデビュー、バンド解散後、ソロのロック歌手として1982年に全米での初めてのシングルヒットとなる"Hot in the City"が最高位23位を記録します。2曲目のTop40ヒットが"White Wedding"で最高位36位、この曲"Eyes Without a Face"が3曲目のTop40ヒットで初めての大ヒットになりました。詳しくはこちらをご覧ください→→→。
"Eyes Without a Face"ですが、彼の2枚目のソロアルバム『Rebel Yell(邦題:反逆のアイドル)』からの2枚目のシングル。ちなみにファーストシングルのアルバムタイトル曲"Rebel Yell"は最高位46位とTop40入りを逃してしまいました。
"Eyes Without a Face"の作者はBilly Idol自身と、このアルバムにギターで参加しているSteve Stevensの共作。
バラード調の曲ではありますが、途中からはギターとともにアップテンポなロック調にもなる曲でありました。
この曲をきっかけに、90年代初めにかけて大ヒットを連発するロック歌手としての人気を確立しました。
こちらはアルバム『Rebel Yell』からのファーストシングル"Rebel Yelll(反逆のアイドル)"。アメリカでは最高位46位止まりでしたが、日本ではかなりヒットしましたので、ご存知の方は多いと思います。この曲はかっこいい曲だったです。なんでアメリカではヒットしなかったのでしょうか?
今週 先週 song / artist
1 1 WHEN DOVES CRY / PRINCE
2 2 DANCING IN THE DARK / BRUCE SPRINGSTEEN
3 8 GHOSTBUSTERS / RAY PARKER JR.
4 4 EYES WITHOUT A FACE / BILLY IDOL
5 3 JUMP / POINTER SISTERS
6 15 STATE OF SHOCK / JACKSONS
7 7 ALMOST PARADISE / MIKE RENO & ANN WILSON
8 10 LEGS / ZZ TOP
9 16 SAD SONGS / ELTON JOHN
10 11 INFATUATION / ROD STEWART
11 13 DOCTOR! DOCTOR! / THOMPSON TWINS
12 12 MAGIC / CARS
13 17 BREAKIN'.. THERE'S NO STOPPING US / OLLIE & JERRY
14 5 THE REFLEX / DURAN DURAN
15 6 SELF CONTROL / LAURA BRANIGAN
16 23 WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT / TINA TURNER
17 20 I CAN DREAM ABOUT YOU / DAN HARTMAN
18 21 STUCK ON YOU / LIONEL RICHIE
19 9 THE HEART OF ROCK & ROLL / HUEY LEWIS & THE NEWS
20 18 DANCE HALL DAYS / WANG CHUNG
21 27 PANAMA / VAN HALEN
22 25 IF EVER YOU'RE IN MY ARMS AGAIN / PEABO BRYSON
23 24 NO WAY OUT / JEFFERSON STARSHIP
24 28 I'M FREE / KENNY LOGGINS
25 29 SUNGLASSES AT NIGHT / COREY HART
26 30 ROMANCING THE STONE / EDDY GRANT
27 14 TIME AFTER TIME / CYNDI LAUPER
28 33 ROUND AND ROUND / RATT
29 31 SHE'S MINE / STEVE PERRY
30 19 BORDERLINE / MADONNA
31 35 ALIBIS / SERGIO MENDES
32 37 SEXY GIRL / GLENN FREY
33 36 THE FIRST DAY OF SUMMER / TONY CAREY
34 39 ROCK ME TONITE / BILLY SQUIER
35 40 TURN TO YOU / GO GO'S
36 45 MISSING YOU / JOHN WAITE
37 38 BOYS DO FALL IN LOVE / ROBIN GIBB
38 42 10 9 8 / FACE TO FACE
39 46 THE GLAMOROUS LIFE / SHEILA E.
40 49 THE WARRIOR / SCANDAL
2位は前週と変わらず、4週目の2位となりました、Bruce Springsteenの"Dancing in the Dark"。Bruce Springsteenですが、初めてのTop40ヒットは1975年の"Born to Run"、以来、5曲目のTop40ヒットで、1980年に5位を記録した"Hungry Heart"以来2曲目のTop5ヒットです。
3位は8位からアップ、Ray Parker Jr.の"Ghostbusters"。Ray Parker Jr.ですが、1978年、Raydioの"Jack and Jill"が8位を記録、1980年にはRay Parker Jr. & Raydioとして"A Woman Needs Love (Just Like You Do)"が最高位4位の初めてのTop5ヒット、ソロになって"The Other Woman"が最高位4位、この曲で3曲目のTop5ヒット、初めてのTop3入りです。
4位は前週と変わらず、Billy Idolの"Eyes Without a Face"。Billy Idolですが、デビューは1982年、デビューアルバムからのシングル"Hot in the City"が最高位23位を記録、次のシングルが最高位36位の"White Wedding"、そしてこの曲が3曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットになりました。
5位は3位からダウン、The Pointer Sistersの"Jump (For My Love)"。The Pointer Sistersですが、70年代初めから数々のTop40ヒットを持っていますが、Top5ヒットは78年に2位を記憶した"Fire"などこの曲で通算5曲目。大人気女性ポップスグループです。
この週4位はBilly Idolの"Eyes Without a Face"。最高位はこの2週間の4位。年間チャートは37位。この時点での彼の最高のヒットになりました。
Billy Idolですが、1970年代にイギリスのパンクロックバンド「Generation X」のボーカリストとしてデビュー、バンド解散後、ソロのロック歌手として1982年に全米での初めてのシングルヒットとなる"Hot in the City"が最高位23位を記録します。2曲目のTop40ヒットが"White Wedding"で最高位36位、この曲"Eyes Without a Face"が3曲目のTop40ヒットで初めての大ヒットになりました。詳しくはこちらをご覧ください→→→。
"Eyes Without a Face"ですが、彼の2枚目のソロアルバム『Rebel Yell(邦題:反逆のアイドル)』からの2枚目のシングル。ちなみにファーストシングルのアルバムタイトル曲"Rebel Yell"は最高位46位とTop40入りを逃してしまいました。
"Eyes Without a Face"の作者はBilly Idol自身と、このアルバムにギターで参加しているSteve Stevensの共作。
バラード調の曲ではありますが、途中からはギターとともにアップテンポなロック調にもなる曲でありました。
この曲をきっかけに、90年代初めにかけて大ヒットを連発するロック歌手としての人気を確立しました。
こちらはアルバム『Rebel Yell』からのファーストシングル"Rebel Yelll(反逆のアイドル)"。アメリカでは最高位46位止まりでしたが、日本ではかなりヒットしましたので、ご存知の方は多いと思います。この曲はかっこいい曲だったです。なんでアメリカではヒットしなかったのでしょうか?
今週 先週 song / artist
1 1 WHEN DOVES CRY / PRINCE
2 2 DANCING IN THE DARK / BRUCE SPRINGSTEEN
3 8 GHOSTBUSTERS / RAY PARKER JR.
4 4 EYES WITHOUT A FACE / BILLY IDOL
5 3 JUMP / POINTER SISTERS
6 15 STATE OF SHOCK / JACKSONS
7 7 ALMOST PARADISE / MIKE RENO & ANN WILSON
8 10 LEGS / ZZ TOP
9 16 SAD SONGS / ELTON JOHN
10 11 INFATUATION / ROD STEWART
11 13 DOCTOR! DOCTOR! / THOMPSON TWINS
12 12 MAGIC / CARS
13 17 BREAKIN'.. THERE'S NO STOPPING US / OLLIE & JERRY
14 5 THE REFLEX / DURAN DURAN
15 6 SELF CONTROL / LAURA BRANIGAN
16 23 WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT / TINA TURNER
17 20 I CAN DREAM ABOUT YOU / DAN HARTMAN
18 21 STUCK ON YOU / LIONEL RICHIE
19 9 THE HEART OF ROCK & ROLL / HUEY LEWIS & THE NEWS
20 18 DANCE HALL DAYS / WANG CHUNG
21 27 PANAMA / VAN HALEN
22 25 IF EVER YOU'RE IN MY ARMS AGAIN / PEABO BRYSON
23 24 NO WAY OUT / JEFFERSON STARSHIP
24 28 I'M FREE / KENNY LOGGINS
25 29 SUNGLASSES AT NIGHT / COREY HART
26 30 ROMANCING THE STONE / EDDY GRANT
27 14 TIME AFTER TIME / CYNDI LAUPER
28 33 ROUND AND ROUND / RATT
29 31 SHE'S MINE / STEVE PERRY
30 19 BORDERLINE / MADONNA
31 35 ALIBIS / SERGIO MENDES
32 37 SEXY GIRL / GLENN FREY
33 36 THE FIRST DAY OF SUMMER / TONY CAREY
34 39 ROCK ME TONITE / BILLY SQUIER
35 40 TURN TO YOU / GO GO'S
36 45 MISSING YOU / JOHN WAITE
37 38 BOYS DO FALL IN LOVE / ROBIN GIBB
38 42 10 9 8 / FACE TO FACE
39 46 THE GLAMOROUS LIFE / SHEILA E.
40 49 THE WARRIOR / SCANDAL
ビリー・アイドルは学生時代の通信簿に「ナマケモノ(Idle)と書かれていたことから、芸名には「アイドル(Idol)」としたようですね。
この曲「Eyes Without Face」はコーラス部分"Les yeux sans visage"とフランス語で歌われますが、これも「顔のない眼」という意味だそうです。
「顔のない眼」とはどんなものなのか?ビリーは「Les yeux sans visage」というタイトルのフランス映画(1960)を観てこの曲を書いたらしいです。youtubeで予告編などが見られます。ちょっと不気味な場面が多いようですが考えさせられる映画という感じです。
ビリー・アイドルは”ワル”のイメージ(ちょっとじゃなくて、相当ワルイ感じ)がありますね。
でも、この曲は大好きです。
なんか、妖しい感じのイントロも何とも言えません。
Generation Xはパンクバンドのようですが、B.Idolの風貌もまさしくパンクです。
そしてこの曲は間奏のギターが聴かれるまでは、その風貌に似つかわしくないバラード調で進んでいきます。
いい意味でちょっと裏切られた感がある曲でした。
しかし、まさか3年後に№1ヒットを出すとは。。。
「アイドル」は「ナマケモノ(Idle)」からきていたのですか、いやいや勉強になります。
「顔のない眼」、またこれも恐ろしそうな映画ですね。60年前の映画ですか!曲も不気味な曲ではありましたが、グッとくる曲でもありました。
風貌はまさしくバリバリのパンクロックですが、それにしてはこの曲、妖艶な曲でありました。
この曲でビリー・アイドルの印象が変わりましたよね。
私もイントロから大好きな曲です。
そうですね、この曲、いい意味で裏切られたとも言えますし、新しいビリー・アイドルの魅力というか、新しいビリー・アイドルを発見したような感じではありました。この曲以降、さらに人気が上がっていきますね。それにしてもNo.1になるとは、それもライブで、驚きでした。
一方で女性版ビリーアイドルの顔をしたアニーレノックスには冷たいですのね?
やはり2曲とも死にそうな歌だからですかね?同じ4位まで行ったのに、レインアゲインはスルーで可哀想。来年に期待ですね。
いやーしかしレベルエールは熱いですなー!ビデオは初めて見ましたが、ここまでダサかっこいいとは!
うーんやはりウザがられても、レベルエールをもっかいカラオケでトライしてみますよ、でもコロナで早や4ヶ月のブランク。
きびしーなー(涙まだまだ…)
(>。<)
いやいや、Eurythmics、嫌いというわけでないですよ。好みの曲が出てきたらまた載せますです^^
"Rebel Yelll"は良かったなぁ、「ダサカッコイイ」とはなるほどそのとおりで。ビリー・アイドルはこの曲でファンになったのでした。ビリー・アイドルは、ヒットしなかった曲にも良い曲たくさんありました。
ビリー・アイドルは、苦手なタイプでしたが、この曲"Eyes Without a Face"で聞くようになりました。今、聞くと他の曲もイイですね。調べたらスティーヴ・スティーヴンスはトップガンのサントラ"Top Gun Anthem"でギター弾いてるようでした。この曲カッコイイですね。
この"Eyes Without a Face"ですが、不気味な感じも漂うゆったりとした曲なのですが、途中のスティーヴ・スティーヴンスのギターソロで、カラッと変わる不思議な曲でした。二人の共作ですが、大変いい具合に二人の個性が発揮していますね。そこが大ヒットに結びついたのでしょう。
"Top Gun Anthem"がスティーヴ・スティーヴンスだったんですね。印象的な曲・ギターでした。