ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ Edie Brickell & New Bohemians - What I Am(1989年の洋楽 Part7)

2025-02-27 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart7は、Edie Brickell & New Bohemiansの"What I Am"。最高位は3月4日付の第7位。年間チャートは84位でした。

Edie Brickell & New Bohemiansですが、突然チャートを上がってきたこのバンド、アメリカ・テキサス州出身のフォーク・ロックバンド。元々、80年代前半に、New Bohemiansとして活動を開始、アルバムを出すまでには至りませんでしたが、80年代中頃、ボーカルでソングライターのEdie Brickellがバンドに加入、Edie Brickell & New Bohemiansとして、1989年、ファーストアルバム『Shooting Rubberbands at the Stars(星に輪ゴムを)』をリリースします。

そのファーストアルバムからのシングル、デビューシングルになりますが、この曲"What I Am"。曲の作者はボーカルのEdie Brickellと、バンドメンバーのKenny Withrowの共作。

この89年は、女性ダンスボーカルと、メロディアスヘビメタの大ヒットが目白押しの時代、そんな中でのこの曲のヒット、地味な曲ながら目立ちましたね。70年代に回帰したようなこの曲が流れてくると、ほっとする、癒される曲でした。

アメリカンフォークソングというと、87年にスザンヌ・ヴェガの「ルカ」がヒットしましたが、この曲は、それよりも、79年のリッキー・リー・ジョーンズに近い曲にも感じました。アルバム『Shooting Rubberbands at the Stars』ですが、地味なアルバムだったですが、最高位4位のロングヒットとなり、年間チャートでも18位の大ヒットアルバムになりました。

Edie Brickell & New Bohemiansですが、次のアルバムは残念ながらヒットせず、シングルヒットはこの曲のみの一発屋で終わってしまいました。この曲のヒットの時にはまだ23歳だったボーカルのEdie Brickellですが、バンド活動停止後、なんとポール・サイモンと結婚、25歳年の差夫婦で、3人のお子さんも設けたそうです。

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2 コメント

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ゆったり (hannah)
2025-02-27 21:36:36
星船さん、こんばんは。
80年代終わりになって、ダンス系とかHR系とか忙しい楽曲が多くなってきました。
そんな中で70年代風アメリカンフォークのような曲を聴くと、ゆったりできますね。
ほとんど記憶になくて初めてきくような曲ですが、心に残る曲でした。
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Unknown (太ったボンジョビ ♪~(´ε` ))
2025-02-27 20:23:01
一年で最も好きなのが2月なんですが、そのラストにブリブリッケルだなんてとても素敵です😃
やはりFENからでありましたがかなり頻繁でありました。おかげで無名だろうに好ましく覚えてしまいました。これ、アンニュイってのとは違うんですかね?なんかほのぼのとジーンシモンズが行ったり来たりでありました。
84年春、マドンナやシンディ、ネーナには目もくれず、トレイシーウルマンのLPを買った友だちのことを書きましたが、このときも彼は出てすぐにこの輪ゴムLPを買ったと電話してきました。
ヤツは亀戸なのでいくらでもMTVを見られたんですよね、一方こちらは栃木ですから映りませんで、ビデオ難民でありました。
(ビデオ買って深夜録音するまで、夜だけは綺麗な画質だったことを知らなかったのが痛い😵💥)
ポールなサイモンをけなしたいのはまた明日です👋😃
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