熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

哀れ、ペットショップの売れ残りワンコ

2013-12-11 13:39:54 | 日常の出来事・雑感
大手ホームセンターのペットコーナーを覗くと、生後5ヶ月目のアイリッシュセッターの子犬が販売されていた。ペットショップでは滅多に目にしない犬種である。



販売価格は生体32000円、これに過去3回分のワクチン代18000円がプラスされて総額5万円也。3週間前は7万円だった。通常なら15万円前後。正に”在庫”処分価格である。それでも大型犬となると足を停める客は殆どいない。

価格はさておき、アイリッシュセッターは活発で多くの運動量を必要とする犬種。その子犬が親兄弟から引き離されて2、3ヶ月もの間、狭いケージに閉じ込められ、大きくなっている姿が哀れでならない。
元々スリムな犬種だが、それにしてもかなり痩せていた。運動不足のためだろうか、脚も細かった。
それに糞尿はケージの中に垂れ流し、スタッフはなかなか目が行き届かない様子で暫く放置されたまま。狭いケージの中では直ぐに犬の体に付着してしまう。(写真は掃除後に撮影)

大型犬を飼う家庭が少なくなっていることを考えると、せめてもゴールデンのように大型犬でも比較的人気のある犬種を除き、他の大型犬については、ペットショップはブリーダーと客との仲介業務に徹し、展示販売することを止めてはと思う。

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