春暖の候 皆様におかれましては御健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、昨年6月よりスタートした本事業の募金活動は、皆様の御協力により、3月20日現在、第二次目標とした800万円を超える募金を集めることができました。これもひとえに、皆様方の御支援の賜物と深く感謝申し上げます。
3月上旬に文化財保護でも実績のある業者と契約を結び、点字資料約8万枚の電子化にむけて、搬出作業を3月22日に完了したところです。
特に緊急度の高かった紙資料の墨字資料及び点字資料については、ほほ電子化の目途が立ちました。また、音声テープについても一部を県費により電子化していただきました。
しかしながら、残りの音声テープ、写真、映像についてはまだ電子化できず、来年度以降も継続して募金活動をしていく必要性を、先日の実行委員会で確認したところです。将来的には幅広く盲ろう教育資料に興味を持ってくださる方に、全ての資料を公開したいと考えています。どうぞ今後も引き続き、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、盲ろう教育資料電子化の取り組みを行う中で、本資料は特別支援教育において貴重な資料であり、文化財として認定されるような取り組みを行うべきであるとの声をいただきました。本資料が文化財として認定されるよう、電子化事業を通じて整理し、多くの方々に興味を持っていただけるように公開していきたいと考えております。つきましては、将来的に文化財として認定されれるよう御支援御協力をお願いいたします。