今年(2018年)、雪割草は鶴岡の高館山で3月20日に見ている(記録頁はこちら)
が、もう一箇所、どうしても見たいと思い、4月10日、山形のとある山に行って来た。
ここは昨年4月24日にも訪ねている(記録頁は未作成)が、残念ながら雪割草は終わりに近かった。
今年はより新鮮な花をと思い、二週間早めてみた。
なお他の方の記録を見ると、雪割草がらみの場合、この山は名前を伏せることが多い。
おそらくは盗掘者にその存在を知られたくないための配慮だろう。
私自身もそれに倣い、「山形のとある山」とした。
秋田市からこの低山に向かう途中、鳥海山が綺麗に見えた。
前日は寒の戻りで里でも雪やみぞれが降った。
とある山の登山道にも前日の雪が積もっていた。
こんな調子なので、今開花中の雪割草もオウレンも雪の下敷きになってしまい、
朝のうちはほとんど見ることが出来なかった。
今日はさいわいにも晴れているので昼近くなったら雪は融けるだろう。
花は下山時に見ることとし、まずは山頂をめざす。
平日の早朝なので登山者は我独りの筈だったが、
あと少しで山頂というところで、どっ( ̄π ̄;どなたか私を見つめていた。
近寄ってみたら、 (´π`;)お地蔵さんだった。
山頂からは鳥海山が素晴らしい。
山頂から見た鳥海山
山頂から見た丁岳
マルバマンサク
山頂付近ではイワウチワが咲き出していた。
オオイワウチワ
オオイワウチワ
そうこうしているうちに他の登山者も登ってきた。
ここは雪割草の名山としてけっこう知られているようだ。
平日にもかかわらず、私のような中高年登山者で山頂付近は賑やかになった。
以下、下山時に見たオウレンや雪割草の仲間を。
キクバオウレン
オオミスミソウ
オオミスミソウ
オオミスミソウ
ここのオオミスミソウは鶴岡の高館山に較べると、
株が小さく、花付きも疎らで個々の花の径も小さかった。
また青みを帯びたものが多く、ピンクは盗掘されちゃったのか少なかった。
雪割草以外の花たち。
シュンラン
トウゴクサイシン
スミレサイシン
キクザキイチゲ
なんかトリケラトプスの頭のような古木が有った。
今年の春、あちこちの山で出逢う珍キノコにここでも出会った。
シロキツネノサカズキモドキ
オトメエンゴサク?のおまけ付き
最後に月山。
以上。
ご要望に応じることができず申し訳ありません。
事情をお察し頂き、感謝申し上げます。