モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編

2024年04月14日 | 男鹿半島4月

春になったのでいろんな山に行きたいのだが、今年の秋田は( ̄(エ) ̄)クマが怖い。
熊撃退スプレーを買おうと近所の登山用品店に行ってみた。
すると(昨年秋のクマ騒ぎ以降)売り切れてしまい、入荷の目途が立っていないと言われる。
しかたなく( ̄(エ) ̄)クマが居ないとされる男鹿毛無山にまたまた行くことにした。
このお山、今年になって既に五回目だ。
何故、クマが居ないのかよくわからない。
ナマハゲに守護されているからだろうか。
このお山は花が豊富だ。例年ならば今頃はフクジュソウが終わり、
カタクリが見ごろになっている頃だが、
今年は寒の戻りも有り、タイミングがずれているようだ。

青い花の海



今回は五社堂より下、門前の集落から始める。

毛無山の登山口、門前の集落。
 


そこにはナマハゲの立像があり、山の上に勝楽寺が見える。

県道端にある赤神神社五社堂遥拝殿



まずは勝楽寺をめざす。
正式には遥拝殿脇の石段を登るが、ショートカット(間道)もある。

石段を登って行くとニリンソウが咲き出していた。




ニリンソウ



他にキバナノアマナやエンゴサク

キバナノアマナ



エンゴサク




山門をくぐるとエンゴサクが

 






コバルト色の海のように咲いていた。




エンゴサクのアップ







このエンゴサクは当初、オトメエンゴサクと思っていたが、

数年前、秋田県内の詳しい方から
エゾエンゴサクとして統一すべきと言われた
(秋田県発行の植物分布図もエゾエンゴサクになっている)。

また改訂新版・日本の野生植物(平凡社)でも検討を要するとの見解だった。
本件について、詳しくは、「エンゴサクと〇〇ケマン」を参照されたし。

そういった経緯もあり、
最近は「エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?」という表現にしている。



この青い花の海には他の花も少し混じっている。

アズマイチゲ
 


(右上)アズマイチゲとキバナノアマナ



エンゴサクの群生と山門を振り返る。




勝楽寺。ここは脇を過ぎていくだけ。




まだ続きがあった。
ここはキクザキイチゲが混生していた。




宝物殿の左脇を掠める。
ニリンソウの草叢が有ったが、まだ咲いていない。今、咲いてるのはキバナノアマナとカタクリ。




トリカブトの芽吹き
 

(右上)アズマイチゲ


(2)五社堂編」に続く。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 酒田~にかほ間の鳥海山(202... | トップ | 2024年4月5日の男鹿(2)五... »

コメントを投稿

男鹿半島4月」カテゴリの最新記事