男鹿の福寿草山は昨年或るお方からこっそり教えてもらった場所だ。
昨年4月2日に初めて訪ねた時はフクジュソウが洪水のように咲き乱れていた。
⇒ こちら参照。
今年はどうだろう。
今年の秋田は暖冬で雪が少なかった。
そのため大雪だった昨年よりも季節が一週間から十日くらい早く進んでいるように感じている。
昨年の三月末から四月アタマに相当するのは
今しかないと勝手に思い、3月21日に行ってみた。
この日の午前中は奇しくもWBCの準決勝、春の甲子園秋田勢の試合が有ったが、
私はフクジュソウの方を優先した。
さて、今年のフクジュソウは・・・
入り口付近
昨年、フクジュソウがびっしりだったあたりは・・・
(´π`;)あまり多く咲いてなかった。
ここに毎年通っているというご婦人も同じような感想を述べていた。
今年は雪が少なかったからだろうか。
昨年が偶々当たり年で今年は裏年にあたるのか。
それでもこのエリアの生育密度、個体数は秋田、いや北東北では最大だと思った。
福寿草山に生えている他の花たちを。
フクジュソウの生えている山には少し遅れて、カタクリやキクザキイチゲなどが咲き出すものだが、
ここはそれらが少ない。代わりに白いイチゲがいっぱい生えていたが、
それは秋田ではそれほど多くない方のイチゲ、アズマイチゲだった。
福寿草山は厳密にはフクジュソウとアズマイチゲの混生群生地だった。
アズマイチゲとフクジュソウ
アズマイチゲ
あと他にはアオイスミレとキバナノアマナ。
アオイスミレ
キバナノアマナ
カタクリとキクザキイチゲはほんの少しだけ。
カタクリ
キクザキイチゲ
シロキツネノサカズキモドキはキノコの一種だ。
四月中旬以降に咲くニリンソウやシャクの芽出しが多く見られた。
ニリンソウの芽出し
シャクの芽出し
これはオドリコソウの芽出しだろうか。
ネコノメソウ
ネコノメソウは芽出しではなく、花だった。
これらを見終わってクルマに戻ったら、
ラジオのニュースで村神様が九回裏に劇的な逆転サヨナラ打を放ったと知る。
春の甲子園、秋田県勢(能代松陽高校)も初戦突破。
やったー!\(^◇^)/っと、思わず叫んでしまった。
「男鹿の渓谷はどうだろう。」へ続く。
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