(本頁は「初秋の姫神山はどうなんだろう。」の続きです。)
9月10日は姫神山に登った後、ちょっと物足りなかったので、もう一箇所、花どころを訪ねてみた。
同じ北上山地にある早坂高原だ。
其処は最近では2016年盛夏に来ているが、
初秋の時期に来るのは2011年以来(記録はこちら)なので、11年ぶりと言うことになる。
姫神山の田代登山口からクルマで走ったら、30分程度で着いた。
これは予想したよりも近かった。
ただし途中、岩洞湖北岸を走る道は今どき珍しく砂利道だった。これには少し呆れた。
何故なら今から10年以上昔、2011年に通っていた当時も同じように砂利道だった。
早坂高原の標高は約900m。
クルマで走り回り、適当なスペースに駐車し、周囲の疎林や草原内の散策路を歩き廻るだけだが、
ここは花の種類がとても豊富だ。
したがって、二部構成で報告しようと思う。
まずは秋になると多くなるキク科の草花を。
ハンゴンソウ
ハンゴンソウ
ゴマナ
早川高原の核心?エリアにやって来た。
真夏の主役、オミナエシは終わり、ノコンギクが咲き出したばかりだった。
ノコンギク
似たような花で白くて花付きが疎らなものが有ったが、たぶんユウガギクだろう。
ユウガギク
右上は花が密であり、ユウガギクかノコンギクの白なのか不明。
林の中に入ったら、純白の野菊が。
こちらはシロヨメナだと思う。
太平洋側の要素なのか、秋田県内ではほとんど見られない種類だ。
ヨツバヒヨドリ
アザミやその類似種も多かった。
アザミのひとつ、モリアザミ。
ウィキペディアによると、
総苞片が極端に長く、とげ状を呈するのが特徴。
ヤマゴボウと称して食用にも供されるが、有毒のヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の植物とはまったく別種とのこと。
タムラソウ。
花はアザミによく似ているが、別属。葉は羽状となり、棘が無いので痛くない。
トウヒレン属の一種。
ナンブトウヒレンだろうか。この仲間はさっぱりわからない。
名前のわかる方はよろしくお願いしたい。
ヤナギタンポポ
アキノキリンソウ
ヤマハハコ
次はキク科以外、「2」へ続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます