(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
早坂高原は昨年の真夏に偶々訪れ、ここは凄いぞ!と直感。
今年は5月下旬のオキナグサを皮切りにかれこれ10回以上も通ってしまった。
最近、本業がとみに忙しくなっているので、今回、10月8日が今年最後の訪問となりそうだ。
この日の某高原は、前回(9月26日)よりも明らかに赤味を増していた。
手前の紅葉はドウダンツツジ
ワラビもオレンジに紅葉していた。
ドウダンツツジの紅葉 ミソハギの紅葉
草紅葉と言えば、オレンジ色が主流のように思っていたが、
この高原の場合は、他の原っぱとはだいぶ違う。
何が違うのか・・・
まずはご覧あれ。
北海道道東のアツケシソウには敵わないが、この地の草紅葉はやけに赤味が強かった。
赤の正体は・・・
その正体はミソハギだった。 ミソハギの紅葉をバックにズミの実
前回同様、木の実も紹介してみよう。
ズミ。葉はすっかり落ちていた。
マユミ。こちらも落葉済み。
ノイバラの実
赤以外の木の実も。たぶんヤマブドウだろう。
新手の草紅葉に出会った。
ナワシロイチゴ
意外にもそれはどこにでもあるナワシロイチゴだった。
この植物がこんなふうに紅葉するとは今まで知らなかった。高原ゆえに昼夜の寒暖差が大きく、紅葉も深い色になるのだろう。
10月になっても、しぶとく咲き残る花達。
ツリガネニンジン リンドウ
再び
朱に染まるミソハギの草紅葉を。
草の実
ノハナショウブの実 スズランの実
この高原のもうひとつの顔であるシラカバ林はどうだろう。
良くて黄葉。おそらくは褐色で落葉or飛散するのではなかろうか。
カエデの仲間も少し色づいてきた。
ナナカマドは花も葉も実も愉しめる。
ヤマボウシも三拍子揃っている。
ヤマボウシの紅葉と実
早坂高原、今年はおそらく今日が最後の訪問となるだろう。
近くの草原に居るベゴ達にも挨拶してから帰ろう。
いつもは遠くで屯しているベゴ達が、今日は道路の近くに居た。
この三頭はしばらく並んで草を食んでいた。
秋田市と早坂高原は往復で約350キロ(全て一般道)。
それを10回以上も走った我が愛車(当時はプリ〇ス)。この時期の平均燃費は26.5km/l。
最後に
草紅葉と花が混在している風景をば。
まだ咲き残っているのはノコンギク。バックの針葉樹はドイツトウヒ(植栽)。
そしてシラカバの疎林。
何か油絵のような風景だ。
以上。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます