(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
昨年(2011年)、出会った自然や半自然の花風景で一番印象に残ったのは、
隣県岩手、早坂高原のアヤメ大群生だった(記録はこちら)。
昨年は憑かれたように何度も通った高原だが、今年はまだ一度も行ってなかった。
本業がハードになり、休日に遠出する(一般道を片道4時間)気力も体力も失せてしまったのか。
と言うよりも、昨年、行き過ぎたので、今年は少し間を置いてみようと思っただけ。
それでもアヤメの季節が近づいたら、どうしようもなく行きたくなった。
昨年、満開のアヤメに遭遇したのは、7月2日だった。
今年の北東北は空梅雨で暑く乾燥しているから、もう十分咲いてるだろうと思い、
それに最も近い休日、6月30日を選び、東へと向かう。
高原の入り口では、海浜植物のハマナスが迎えてくれた。
ハマナス
マルバシモツケ。こちらは亜高山帯の植物。
レンゲツツジ(咲き残り)
半月くらい前はレンゲツツジがこの高原の主役だった筈。
こちらも花盛りは半月くらい前。アズマギクの実姿。
アズマギク(実)とウマノアシガタ(キンポウゲ)
オキナグサのケブケブモード
アヤメはどうなった。
白花も混じって咲いているが、
昨年と較べると、疎らな感じは否めない。
おそらく今年は季節の進行が早く、既に盛りを過ぎてしまったのだろう。
園芸種のアヤメを知ってる方ならご存知だろうが、
ハナショウブやカキツバタに較べると、アヤメの草丈は低く、花もちっこい。
それを実感して頂くため、あえて家人を立たせてみた。
折角来たのだから、
近くの放牧地に居るモウさんにもご挨拶。
高原周辺部(南部)のアヤメ大群生地にも寄ってみた。
こちらも昨年(こちら)に較べると、明らかに疎らだった。
今年のアヤメは先週の休みあたりがピークだったのか。
この高原はヤマオダマキもやたらと多かった(厳密にはオオヤマオダマキか)。
地味な花だが、アヤメとのコンビネーションが良い。
オオヤマオダマキとアヤメ
オオヤマオダマキは黄花品種も多く見かけた。
またいつか。 (´π`;/~~
以上。
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