モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

早坂高原でハマナスとアヤメに再会(2012年6月30日)

2022年07月10日 | 早坂高原

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

昨年(2011年)、出会った自然や半自然の花風景で一番印象に残ったのは、
隣県岩手、早坂高原のアヤメ大群生だった(記録はこちら)。
昨年は憑かれたように何度も通った高原だが、今年はまだ一度も行ってなかった。
本業がハードになり、休日に遠出する(一般道を片道4時間)気力も体力も失せてしまったのか。
と言うよりも、昨年、行き過ぎたので、今年は少し間を置いてみようと思っただけ。
それでもアヤメの季節が近づいたら、どうしようもなく行きたくなった。
昨年、満開のアヤメに遭遇したのは、7月2日だった。
今年の北東北は空梅雨で暑く乾燥しているから、もう十分咲いてるだろうと思い、
それに最も近い休日、6月30日を選び、東へと向かう。




高原の入り口では、海浜植物のハマナスが迎えてくれた。

ハマナス
 

                                       マルバシモツケ。こちらは亜高山帯の植物。

レンゲツツジ(咲き残り)



半月くらい前はレンゲツツジがこの高原の主役だった筈。

こちらも花盛りは半月くらい前。アズマギクの実姿。




アズマギク(実)とウマノアシガタ(キンポウゲ)
 

                                         オキナグサのケブケブモード


アヤメはどうなった。







 


白花も混じって咲いているが、

昨年と較べると、疎らな感じは否めない。
おそらく今年は季節の進行が早く、既に盛りを過ぎてしまったのだろう。




園芸種のアヤメを知ってる方ならご存知だろうが、
ハナショウブやカキツバタに較べると、アヤメの草丈は低く、花もちっこい。
それを実感して頂くため、あえて家人を立たせてみた。




折角来たのだから、
近くの放牧地に居るモウさんにもご挨拶。




高原周辺部(南部)のアヤメ大群生地にも寄ってみた。








こちらも昨年(こちら)に較べると、明らかに疎らだった。
今年のアヤメは先週の休みあたりがピークだったのか。







この高原はヤマオダマキもやたらと多かった(厳密にはオオヤマオダマキか)。
地味な花だが、アヤメとのコンビネーションが良い。

オオヤマオダマキとアヤメ
 
                                        オオヤマオダマキは黄花品種も多く見かけた。


またいつか。 (´π`;/~~



以上。 


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