本頁はブログを立ち上げてまもなく(2020/01/21)の投稿でした。
そのため無観客に近い状況でしたので、再投稿させて頂きます。
今年(2020年)の12月は天候不順で雪も多く、男鹿には登れないまま終わりそうです。
冬場は山に登らないつもりだったが、今年の12月は異常なほどに雪が少ない。
これなら秋と変わらんと思い、12月22日、男鹿の毛無山まで行ってみた。
行く途中、鵜ノ崎海岸で見た風景。
ここは沖合まで浅瀬のため、条件が好ければ、南米のウユニ塩湖のような景色になるところだ。
この日は曇天で朝、薄日が差す程度だったが、いかがなものだろう。
対岸の山は毛無山(677m)。左端の方から、稜線を延々と歩くのだが、 (´π`;)けっこう距離がある。
ところで男鹿の毛無山、登山口付近に雪は皆無だった。
まずは五社堂に登るが、ここは来年、オリンピック聖火が走ることになった場所。
聖火の出発点 999段の石段
聖火ランナーは999段の石段を駆け上がり、五社堂へと。
その後、ランナーは999段の石段を駆け下りて赤い鳥居まで戻るようだ。
走るにはちょっと難の有るコースだが、トレランの人たちをよく見かける山なのでナントカやるんだろう。
ワタシ自身も毎月のように来てる山なので、可能ならば立ち合って声援を送りたいものだ。
五社堂付近で見かけた草木の実など。
アカミヤドリギ ヒヨドリジョウゴの実
クルマユリの実 サルトリイバラの実
更に登ると冬姿のブナ林。
あがりこ系ブナ
例の顔の有る切り株は、
あぅぅ(つдi) 哀れにも分断されたままだったので、投げ捨てられていた顔部分を拾い、表通りに引き出しておいた。
中腹より上には雪が少し残っていた。
ちらと椿?漁港が見える。
羊歯がびっしり着生したミズナラ
山頂部のミズナラ(ミヤマナラ?)は樹皮が真っ黒で枝のくねり具合は不気味だった。
これは冬場、強風で生育が阻害され、夏場は海霧が立ち込めるので黒っぽい地衣類?が着生したせいだと思われる。
いずれにしろ樹高は低くなり、亜高山帯の低木林のような雰囲気だ。
山頂部で見た木の蕾、実など。
ツルウメモドキの実
ツルシキミの蕾 雪に埋もれたフッキソウの蕾
本山山頂の自衛隊レーダー基地 オオサクラソウ群生地の遊歩道
毛無山、本山ともに山頂は自衛隊のレーダー基地になっているので立入禁止。しかも樹林帯なので展望も効かない。
個人的には加茂青砂漁港が見渡せるポイントを勝手に山頂としている。
今回もここで昼飯を食べて下山した。
加茂青砂漁港の眺め
以上。
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