本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
毎年、6月上中旬にはオープンガーデンをやっているのだが、
この時期は山歩きばかりでイエにほとんど居ないし、庭のメンテもほとんどできていない。
人気のバラも無いし、お客様にお見せするレベルからはとうに陥落しているので、
オープンガーデン企画への参加は今シーズンで終わりにしよう。
例年と何ら変わりのない荒れ庭だが、それでも記録だけは残してみた。
以下、大多数の写真は2017/06/12撮影。
ツタンカーメンのエンドウ豆とスイートピー
ジギタリスとボリジ他
リクニス・フロスククリ Lychnis flos-cuculi
とサルビア・プラテンシス Salvia pratensis
トリフォリウム・ルベンス Trifolium rubens
ここ二年ほどオープンガーデンにいらっしゃるお客様から一番人気があるのは、何故かハッカクレンだ。
今年もその傾向は変わらなかった。株がでかくなりすぎたので、そろそろ株分けしなきゃ。
ハッカクレン Podophyllum pleianthum の花
ハッカクレンの奥はシェードエリア。
うちのシェードエリアは花ではなく葉の色や形、質感の違いなどをマニアックに愉しむエリアと勝手に位置づけている。
A クジャクシダ B クルマバハグマ C アマドコロ(斑入り品種) D ホスタ `ハルシオン'
E エピメディウム・ベルシコロル `スルフレウム' Epimedium x versicolor `Surphureum' F キバナイカリソウ
ホスタ(ギボウシ)`エルニーニョ'
ミズヒキ(白花)とホスタ `シェードファンファーレ'
反対側のシェードエリア。
A 隣家の生垣一部(ツゲ) B フウチソウ(斑入り) C ホスタ(ギボウシ)`金星'
D ミズヒキ(斑入り、白花) E クサヤツデ(キク科の山野草) F キンミズヒキ(野草、黄葉品種)
G イワヤツデ(タンチョウソウ)(ユキノシタ科の山野草) H ホスタ(ギボウシ)`デボングリーン'
I ニシキシダ(イヌワラビの変種?) J ミツバ(銅葉品種、ムラサキミツバとも言う) K ワタナベソウ(ユキノシタ科の山野草)
L 正体不明のアネモネ属 M アシリウム・ビダリー(シダの一種) N ホスタ(ギボウシ)`エルニーニョ'
再びサニー・サイドに戻って・・・
カンパニュラ・サラストロ Campanula `Sarastro'
(青花ホタルブクロの名で流通)
ただのホタルブクロ Campanula punctata 2017/06/23
トリフォリウム・ルベンス Trifolium rubens 2017/06/21
オープンガーデンの際、何度も名前を訊ねられたケモケモ花、
トリフォリウム・ルベンスが6月下旬になってやっと満開(?)になった。
この花は成長すると花穂が重たくなり、雨に打たれると倒伏してしまうため、紐で縛り上げなければならない。
ところがそれではみっともないので、今年は物置に仕舞ってあったボールプランタースタンドを使ってみた。
そしたら花束のようになって咲いてくれた。
同時期に咲いた他の花たち。
ペンステモン・ジギタリス Penstemon digitalis 2017/06/21
モウズイカ Verbascum blattaria 2017/06/21
ペンステモン・ジギタリスの隣に新顔の花が咲き出した。
黄色い地味な花だが、これがモウズイカ 。
家を建てた頃、蒔いたものが十年以上のインターバルを置いてひょっこりと咲いた。
6月も末になると、庭は緑の魔境と化す。
2017/06/30
あまりにも鬱陶しいので、庭花の一部を抜き捨てる。
滝のように汗が流れ、ワッと蚊に喰いつかれる。庭に出るのが一番いやな季節の到来だ。
2017/06/30
いっとき花は疎らになる。
スタキス・モンニエリ Stachys monieri
2017/06/30
アガパンサスの落葉性品種 2017/07/21
7月も中旬を過ぎると、青紫のアガパンサスが咲き出す。
今年は優しい黄色のオミナエシやウィキョウも一緒に咲き出したので、庭が少しだけ涼しげな雰囲気になった。
2017/07/21
2017/07/30
以上。
昨日は本記事をアップした後、荒れ庭の草取りを久々に行いました。
狭い庭ですが、暑い中、けっこうな労働でした。
今日は早朝から二時間離れた実家(空き家)の屋敷の草刈りに行き、只今帰ったところです。
33℃炎天下での作業でしたので、終わり頃は意識が朦朧として来ました。
夏場の作業を考えると、ガーデニングは卒業して正解でした。
組織化され、個人のお庭が拝見出来るようになりま
した。イングリッシュガーデンの様に自然のあるが
ままの姿を公開したのがはしりだと思いますが、最近は、あまりに整頓されたお庭が多く綺麗です。もっと
ラフでも想像力をかきたてられ癒される気がします。
お庭の所有者も楽しながら植物を育てたいはずです。